怖い兄

敷物に丸まり。携帯を開き。自由に使えるギガを申し込んだ、

会社の部長から

たまにメールが来る。

会いたいって言われる。

もう少し待ってください。引っ越ししたばかりで揃ってない。

なら私が生活保護するっていう。

駄目ですよ。お互いに未だ知られたくない。

恵子さん？…

TELしても良いか？…声を聞きたい。

TELを教えた、槇野さん笑っ

かけるよ？、

はい笑っ

淳一さんって言うんだ。

恵ちゃん？。お兄さんが居るんだろ。

調べて貰った。

俺と暮らさないか？…

槇野さん？…独身？

まだまだ、

ちょっと待って？

はい？…広田さん？

…飲みに行かないか？もう今日は無理だわ。飲んでだ。切るよ。

はいはい笑っおやすみ。

恵ちゃん？…

寝てた私。槇野さんごめんなさい…寝ます。寝落ちしてました。

じゃおやすみなさい。

優しい口調の槇野淳一さん。

朝目覚めた。

私は歯みがきしながら、お天気の様子を見るのにカーテン開けた。

電信柱に人影が見えた。

あの服装…兄？…

来てもらいたくない。

カーテンを締めた私。

土曜日。

私は出掛けた。

名札を剥がし、友村から母さんの旧姓。

島崎。兄は知らないだろう。

非常階段を利用した。

届いた電気自転車。ヘルメットかぶり。

細い道のり。

免許更新してあるから。

車を買いたい。

ｷｨｰ。

わあっ…！

惹かれた？…通行人が見てた。

私は起き上がり。

スラックスが破けたけど。軽症。

運転手が降りてきた。

社長～💦

おい？連れてきなさい。

島崎真理子？…

真理子？！💦

母さんの名前を呼んでた。

大丈夫ですよ。私こそ急いでましたからすみませんでした。

自転車を押した時ふらついた。

ﾊﾞﾀﾝ、

…！💦

お父さん…お母さん…

病院に運ばれた私。

惹いた運転手と社長、槇野慎一郎。

あの…私

ん？痛いのか？…

似てる…槇野淳一さんの部下の友村恵子です。

友村？…息子が大手の部長してるが。君は島崎真理子の娘さんか？

はい…８年前に事故で両親亡くなりました…

あの…槇野さん？…淳一さんは独身ですか？

笑っそうだよ。死に別れだよ。

…すみません大変失礼な事聞きました。

電気自転車？…急遽引っ越ししたばかりで。

そうか…

森田？、どこに行くつもりで。

病院…

何で？嘘つく？引っ越ししたばかりでここが病院だよ？…

家具店。家電品。を購入したけど足りないものが

なんだ？

ベッドか布団買い忘れました。昨夜寒かった。

社長？。佐倉さんの所が安くなるでしょ笑っ

誰です？…

私の娘が嫁いだ先の家電品の店長しております。

森田ありがとう。そうするか？

でも…私が使いますので自腹しますよ！。

歩ける？、

私は槇野社長に連れられて、

代行車で自転車を運んで欲しい。

ブレーキのチェーンがボロボロですよ。

廃車に回せ

やめてください。私の脚がわりです。

免許は？

あります。

恵子…

また兄の声…

どうした？

耳鳴りが…