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こんにちは!ありすです!
初のノベルをかいていきます!
下手なところもあると思いますが
初なので許してください!
悠佑♂初兎♀です
どうぞ!
俺は今日キャンプ場に来ている。
少し肌寒いが息を吐くと白くなるのが幻想的で冬が好き。
だけど、昔付き合っていた彼女が亡くなってしまった季節が冬。
冬になると毎年一緒にキャンプへ行っていた。
今は1人になってしまったが彼女の分まで生きると誓った。
悠佑「はぁ…」
悠佑「星空…綺麗やな、」
ずっと一緒に見てきた星空。
星の位置も見る時間帯もいつもと変わらないのに
彼女がいないだけで何かが変わっている気がする。
虚しさを抱えたまま、星空を眺めていたら
森から物音がした。
悠佑「…?なんや?」
恐る恐る見てみると亡くなってしまった
彼女にそっくりだった。
悠佑「…え、なんでここに…?」
確実に彼女だ、でも何か違う気がした。
暗くてよく見えないがあれは、
悠佑「…うさ耳?」
なぜかうさ耳が生えた彼女が星空を見上げていた。
不思議な光景なのに綺麗な横顔に見惚れてしまう。
少ししたら彼女がこちらの存在に気づいた。
初兎「えっ!人間!?」
声も驚き方も顔も全て彼女だった。
なんだか懐かしくなり涙が溢れてしまう。
初兎「え?!泣いとるん?!」
悠佑「…名前を、教えてくれへんか…?」
初兎「な、名前…?初兎、やよ…?」
悠佑「…いい名前やなニコッ」
初兎「…っ!?// 」
心地よい彼女の声を聞き
眠気が襲いかかった。
気がついたら朝になっていた。
体を起こして大きく伸びる。
腕が何かに当たる、腕が当たった先を見てみたら
気持ちよさそうに寝ている彼女の姿。
思わず驚いて声が出てしまった。
初兎「ん〜…?」
悠佑「あ、悪い…起こしてもうて、」
初兎「んー……」
男が隣にいると言うのに無防備すぎだ。
まぁそこも好きになった理由だが、
悠佑「初兎、起きろー」
初兎「んー、まだ寝たい〜…」
なかなか起きない。
昨日は暗くてはっきりとは見えなかったが、
朝になり明るくなった今、くっきりとうさ耳が見える。
白くて毛並みが綺麗だ、興味本位でうさ耳を触ってみた。
ピクッ、と反応してとても可愛かった。
どうして彼女にうさ耳が生えたのかわからない。
不可解なことが起きていて正直怖いとも少し思う。
でも、会えた嬉しさと好奇心が勝ってしまう。
可愛く寝ている彼女をずっと見ていたい気持ちもあるが、
聞きたいことがあるので起こした。
初兎「もう…なんやー…?寝かして…」
悠佑「寝かしてあげたいんやけどな、」
悠佑「聞きたいことがあるんよ」
初兎「聞きたい…こと…?」
起きたばかりで頭もあまり働いてない。
その姿がどうしても愛おしい。
何から聞こうか迷ったけど1番最初の質問は
うさ耳のことについて聞こう。
悠佑「初兎、どうしてうさ耳が生えてるんや?」
初兎「え…?うさ耳、?」
初兎「……」
初兎「ハッ!!」
うさ耳のことを聞かれ、ようやく人間の俺と
一緒にいることに気づいたらしい。
悠佑「あぁ…に、逃げんといてほしいんやけど…」
初兎「うちに用なんか?」
悠佑「そのうさ耳はなんなんや?」
初兎「…どう説明したらええやろう?」
初兎「生まれつきなんや、このうさ耳」
初兎「うちは兎女なんやって」
悠佑「う、兎女!?」
悠佑「ってなんや?」
初兎「知らないんかい!」
初兎「ま、まぁええわ。」
初兎「兎女っちゅーもんはそのまんまやで?」
悠佑「うさ耳が生えてる女の人?」
初兎「当たり〜♪」
悠佑「……なぁ」
初兎「ん?なんや?」
悠佑「前世の記憶って…あるか?」
続く
ありがとうございました。
次回もお楽しみに!!