テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
20
14
お手紙
二
それから、かえるくんが言いました。
「もう家に帰らなくちゃ。がまくん、やらなくちゃいけないことがあるんだ。」
かえるくんは、急いで家に走って帰りました。
鉛筆と紙を見つけると、何かを書き始めました。
書き終わると、それを封筒に入れました。
封筒には、「がまくんへ」と書きました。
かえるくんは、家から飛び出すと、知り合いのカタツムリくんに出会いました。
「カタツムリくん、お願いがあるんだ。この手紙をがまくんの家まで届けてくれないかい。ポストに入れておいてほしいんだ。」
「いいとも。」と、カタツムリくんが言いました。「すぐに行くよ。」
二段落 終わり
コメント
1件
うわ、短いのにめっちゃ心がほっこりしました。かえるくん、帰る間際に“やらなくちゃいけないこと”って言って走って帰るんですよね。何かと思ったら、がまくんへの手紙を書いて、しかもカタツムリくんに届けてもらうところがいい。わざわざ封筒に入れて、ポストに入れてほしいって……その「間接的だけど確実に届けたい」感じ、すごく愛おしいです。二段階の構成も、短い中にフックがあって好き。続きが気になります。