テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
第6話「触るナ」
夜。
マフィアの倉庫の近く。
暗い路地の屋根の上に二つの影があった。
一つは
☂️ フェイタン。
そしてもう一人は――
リノン。
リノンは倉庫を見下ろしていた。
「ここ?」
フェイタン
「そうネ」
「中に敵いる」
リノンは少し緊張している。
「いっぱい?」
フェイタン
「たぶん」
「怖い?」
リノンは少しだけ黙る。
でもすぐ笑った。
「フェイタンいるし」
フェイタンは少し目を細めた。
「……」
「行くヨ」
二人は屋根から静かに降りた。
倉庫の中。
箱が大量に積まれている。
リノンは小声で言う。
「静かだね」
フェイタン
「油断ダメ」
その瞬間。
「いたぞ!!」
ライトがつく。
「侵入者だ!!」
マフィアの男たちが一斉に現れた。
リノン
「うわ!」
銃声が響く。
ダンッ!!
フェイタンは素早く動く。
ヒュッ
ドサッ
敵が一瞬で倒れる。
リノンも戦う。
ドンッ!
一人倒す。
「やった!」
だがその瞬間。
ガシッ
「捕まえた!」
「っ!」
大きな男がリノンの腕を掴んだ。
リノン
「離して!」
男
「ガキが!」
もう一人の男が笑う。
「可愛いじゃねぇか」
「連れて帰るか?」
リノンの目が冷たくなる。
「……」
リノンは男の手を握った。
男
「?」
リノンは顔を近づける。
そして耳元で囁いた。
「あなたは、私のモノ」
そして――
頬にキス。
その瞬間。
男の目がぼんやりする。
リノンは小さく言った。
「動かないで」
男はピタッと止まった。
もう一人の男が驚く。
「な、なんだ!?」
リノンは続ける。
「あなた」
「その人倒して」
男はゆっくり動く。
ドンッ!!
仲間を殴り飛ばした。
「なにしてんだ!?」
「頭おかしくなったのか!?」
リノンは少し息を吐いた。
その時――
後ろから声。
「小娘」
別の敵がナイフを持ってリノンに近づく。
リノン
「!」
男がリノンの腕を掴もうとした。
その瞬間。
ヒュッ
ドンッ!!
男は壁に叩きつけられた。
「がっ!?」
そこに立っていたのは――
フェイタン。
フェイタンの目は冷たかった。
「触るナ」
男は震える。
「な、なんだこいつ…」
フェイタンはゆっくり歩く。
「私のペア」
「触るナ」
男
「知るかよ!」
ナイフを振る。
しかし。
次の瞬間。
ドンッ
男は床に倒れていた。
フェイタンは冷たい声で言う。
「弱いネ」
その時。
リノンが近づく。
「フェイタン!」
「大丈夫?」
フェイタン
「それ私の台詞」
リノン
「え?」
フェイタンはリノンの腕を見る。
さっき掴まれた場所。
少し赤くなっている。
フェイタンの目がさらに冷たくなる。
周りの敵を見る。
「……」
「全員」
「殺すネ」
リノン
「え?」
次の瞬間。
フェイタンは消えた。
ドンッ!!
ドサッ!!
ドンッ!!
敵が次々倒れていく。
リノンはびっくりしている。
「つ、強い…」
数分後。
倉庫は静かになった。
フェイタンが戻ってくる。
「終わり」
リノン
「早っ!」
その時。
倉庫の入口から声。
「うわー」
📱 シャルナーク
「全部終わってる」
マチも来ていた。
🪡 マチ
「派手」
リノンは笑う。
「フェイタンが全部倒した!」
シャルナーク
「怒ってた?」
リノン
「うん」
シャルナーク
「やっぱり」
マチはリノンの腕を見る。
「掴まれた?」
リノン
「うん」
マチはハンカチを出す。
そしてリノンの腕を軽く拭いた。
「汚い」
リノン
「え?」
マチ
「敵の手」
シャルナーク
「マチ優しい」
マチ
「違う」
その時。
入口にもう一人の影。
📕 クロロ=ルシルフル
クロロは倉庫の様子を見る。
そして言った。
「任務完了だな」
リノンは嬉しそう。
「団長!」
クロロはリノンを見る。
「よくやった」
フェイタンを見る。
「守ったな」
フェイタン
「当然ネ」
リノンはまだ知らない。
この任務で――
旅団メンバーがさらにリノンを気にするようになったことを。
りんりん