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〇〇)え?お祝い?した方が良い?
朝アラン君が話しかけてきたと思ったら
侑君の誕生日のことだった
アラン)しないんかい!?
〇〇)だってみんなから祝ってもらえるじゃん
アラン)お前そういうとこやで。祝わないならよういってやりや、あいつ(侑)期待してんちゃう?
〇〇)だから、侑君には前もって言ってあるよ。「私は記念日とか祝わないからね」って自分のときも祝わなくていいからって。
だから大丈夫だよ。
アラン)俺は祝った方がええと思うけどなぁ
〇〇)ならアラン君私の分も祝ってあげて
アラン)なんでやねん
ていうか誕生日明日なのに今更何も用意できないよ
何が好きなのか、何なら喜んでくれるのか考えるのも面倒だし
翌日の朝からすごい人だった
やっぱり人気者だもんね
ほら、私が用意しなくても大丈夫沢山プレゼント貰えるし
アラン)えらいぎょーさん来とったで
〇〇)みたいだね
アラン)ほんまにええん?
〇〇)何が?
アラン)おめでとうくらい言ったったらええんちゃう?
〇〇)……………
前に言われたことを思い出す
ぎゅって拳を作ってたら、侑君が荷物を抱えてやって来た
侑)おはようさん!見てや!こんなにもろた!
満面の笑みで言う侑君
ほら、、大丈夫でしょ?
〇〇)よかったね
侑)おん!
いつものように過ごして
帰りに治君に声をかけられた
なんだろうと思っていると
治)ツムなほんまは、先輩からも欲しいねん
〇〇)え
治くんは淡々と話す
治)昨日もずっとソワソワしててん。「あったら嬉しいなぁ」って
治)そもそもあいつ記念日とかめでたいのあいつ好きやねん、一言でもええから送ったってや。
〇〇)…………
その言葉に、私は返事が出来なかった
もちろん、侑君のことは好き
でも……
返事をしない私を見て
治君は困ったように首筋を摩る
そして私に何かを言おうとしたとき
「2人で何しとん」
侑君が両手に荷物を持って現れる
治)別に?挨拶しとっただけや
そう言うと治君は練習に向かった