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しばらくして落ち着いたあと私とランスは夜ご飯を食べ部屋に帰った
セツ)疲れたぁ…
ランス)なんで俺まで…
セツ)いいでしょ〜
ランスを抱き締め一緒にベッドに寝っ転がった
ランス)ちょっ…危ないだろ!
セツ)ん〜?大丈夫だよ〜私が居るもん
ランスの頬を撫でニコニコしているとランスがいきなりキスをしてきた
セツ)なーに?
ランス)いや、もっと甘えたくなった
セツ)んわぁ!?
ランスに押し倒されランスが服の中に手を突っ込んできた
セツ)こーらー?
ランス)ダメか…?
セツ)だーめ
ランスの頭を撫で「エッチなことが出来ない代わりに沢山チューしてあげるからねー」と言ってランスの首や頬にキスをしていく
ランス)( ꐦ⩌⤚⩌)
セツ)怒らないで?いい子だから
怒ったランス…と、言うか大抵の人達には「いい子だから」と言うとすぐに怒りを収めてギューッと抱きしめて来る
セツ)ランスのいい子「Goodboy」
ランス)う”〜…
セツ)唸らないのいい子だから
ギューッと抱きしめ頬を優しく擦り合わせるとランスは体重を掛けてきた
セツ)あ、コラ!ダメでしょ?
ランス)知らない
セツ)んも〜…寝るよ?
ランス)セツの上で寝る…おやすみ
セツ)え、ちょ…えぇ……
ランスサイド)
朝
ランス)ん”…うぅ……
セツ)スゥ…スゥ…
朝起きると…セツが俺の上で寝てた
セツ)らん…しゅぅ……
ランス)ッ///(この人の寝顔はアンナに負けず劣らず可愛いなッ)
セツ)ンヘェ…
ランス)う”ッ…(尊死)
クソッ…こいつは可愛いなほんと…なんでコイツが……
っと、そう言えば俺らとこいつが出会ったきっかけ知らねぇかまぁ、ほぼ全員同じ状況でなったな
初顔合わせ
セツ)ん〜…と、コレ…だっけ…
セツから聞いた話だが俺と出会う前は薬草を探していたらしい
そして、探している時に甘ったるい匂いに襲われたらしい…
セツ)ッ…(なんだこれ…とりあえず貰った薬飲んでおこ)
本能でこれはまずいと思い貰った薬を飲みそして…「多分これはSubの匂いだ…」と察し襲われる前に薬を飲ませようと思い走り回って俺に薬を飲ませたらしい
セツ)ちょっ、あ、青髪くん!大丈夫!?
ランス)はぁッ…はあ…はぁ…
セツ)えっと…えっと…ポッケ触るよ!
セツはポケットを探り俺が普段飲んでいる薬を取り出し飲ませた
セツ)えっと…(こういう時ってなんか褒めるといいらしい…んだけど…)君の番は?居ない?首だけ振ってくれたらいいから
ランス)い、な…ッ…
バタッ
そこで俺の意識は途切れた
セツの部屋
気づけば目が覚めて気づけばセツの部屋に居た
ランス)ん…
セツ)!!
軽く声を上げ起き上がるとセツがこちらに駆け寄って「大丈夫?辛くない?お水飲む?」と声をかけてくれた
ランス)平気だ…悪い、もう行く
すぐに部屋から出て行こうとしたらセツに手を掴まれ「キツイんでしょ」とまるで何かを見透かすような目でこちらを見て強く突き刺すように言い放った
ランス)ッ…
セツ)別にまたヒート起こしてぶっ倒れてもいいけど…無理矢理されんのは君だよ?
彼女の冷たい瞳はこの日が最初だった
先程とは打って変わって優しい瞳から人を何時でも「殺せるような目」いや、「殺せる目」確実に俺じゃ勝てない…敵わないとわかる瞳
ランス)分かった…
見透かしてくるような目、何時でも殺せると伝えてくる目に俺は怯えた…あの目は普通の人間がしていい目じゃないからだ
セツ)なら良かった!確か…君は内部進学者でしょ?えっと…ランス……だっけ?
ランス)あ、あぁ…お前は?
セツ)私はセツ!セツ・ヴィール
ランス)ヴィール!?
「ヴィール」それは魔法局を創設した初代神覚者
神覚者は普段は複数人も居るが初代神覚者のアヴィル・ヴィールは先程も言った通り初代神覚者…ひとりで魔法局を設立した…まぁ、言ってしまえば偉い人だ
セツ)??
ランス)あ、いやッ…
セツ)そう?
ヴィール家は基本的に魔銃を使う家系だ
杖ではなくヴィール家専用の銃を使用して魔法を用いる少し変わった家系だ
ランス)(ヴィール家って…いや、別の家系だったり…)
気を紛らわす為に部屋をキョロキョロっと見ていると…ヴィール家専用の魔銃を見つけた
ランス)(あ、これ本物だ…)
セツ)ランスくん?えっと…大丈夫?
ランス)いやっ…なんにも……
顔を覗かせてきたセツの顔を見ないようすぐに目を逸らし「も、もう平気だ!」と言って帰ろうとしたら「まぁまぁ、お茶でも飲んでってよちゃーんと君の前で作ってあげるから安心して〜」とニコニコ笑って俺を座らせ紅茶を淹れ始めた
ランス)(ヴィール家は元から変人が多いって聞いてたが…と言うかヴィール家は絶滅したって…)
1人で色々考えているとセツは俺の考えてることが分かるのか「ヴィール家のこと…私の家の事聞きたい?」と聞いて来た
ランス)いやっ…聞いていいのか分からんが…ヴィール家が…その、だいぶ前から全て居なくなったって…話を前から聞いてるんだが
セツ)ん?あ〜…確かにそれは本当だよ、まぁ…世間と関わってないってだけだけど
ランス)つまりは?
セツ)ふつーにヴィール家は隠居生活してるだけだから生きてるよ
ランス)ε-(´∀`;)ホッ
この時はこいつの地雷を踏まぬよう色々探り探り聞いたのは懐かしい思い出だな
そうだ、俺がセツに惚れた理由を教えてやろう
セツ)らーん…??
ランス)せ、つ…?
これは俺がヒートを起こして他のやつに襲われそうになった時だ
セツ)ランス…?(襲われてる…ランスが…?薬を……いや、先にそこの女を…)
セツが色々考えてる時に俺は咄嗟に「セツ!」と大きな声で呼ぶとセツは咄嗟に銃を取り出して「そいつから離れろ、殺すぞ」と俺の上に乗っている女に向けて銃口を突き付けた
女生徒)あんたにカンケーないでしょ!黙ってなさい!
セツ)チッ…【殺すぞ】
威圧の籠った一言…魔法もなんにも使ってないのにあの威圧…
俺の上に乗っていた女はその威圧に押され逃げて行った
セツ)ランス!
ランス)せ、つ…せつ……セツ…
俺は思わずセツに抱き着いた
セツ)もう大丈夫、怖くないよ……
ランス)(セツの優しい匂いだ…俺の好きな匂いだ…落ち着く匂いだ…)
セツは俺を優しく抱き締めて「ごめんね…ごめんね…」と沢山謝ってくれた、沢山褒めてくれた
その事件以来俺はセツに心を許し…気づけば惚れ気づけば告白して気づけば恋人になっていた