「終わりましたよ。」
「終わったか。ありがとう。」
グルがクルルの手を握った。
それにサーフィーが言う。
「で?どうすんの?手掛かりなしだけど?」
「前と同じことをする。」
「え?また女装するんすか?」
「んなわけねぇだろ。」
「また家に入るの?」
「左様」
「はぁぁぁぁぁぁ?」
「じゃ、入るぞ。」
「不法侵入だからね?!それ。」
「そういう仕事でしょ。あ、麻酔銃持っていきます?」
「…要らない。」
「へぇ。」
「早く来い。」
「はーーい!」
「この馬鹿犬が…」
「あ?」
「いえ。」
クルルとグルとサーフィーはヒョイッと
依頼者の家に飛び込み、ベッドの下に隠れた。
「狭いですよ…」
「窒息死ぃ…窒息死するぅぅぅう」
「黙れ。俺だって狭い。」
「ギューギューじゃないですか。」
ベッドの下はとても狭く、大人からしたら
地獄なのであった。
「おい!やれっていってんだろ。あぁ??」
男の声がした。
それと子供の泣き声も聞こえてくるのであった。
「俺ちょっと行ってくる。」
「待て待て待て。」
「なーんーでーよー?」
「黙ってください馬鹿トカゲめ。」
「馬鹿トカゲだぁ?どの口が…」
「 黙 れ 」
「はい。」
それから静かに話を聞いていたが納得する面があった。
「グルさん。依頼者は子供を虐待してるのですね。」
「邪魔だから消そうと…」
「だろうな。これでどうするか…だ。」
「殴ろうよ!」
「だから黙れっての。子供を施設に預けて
タコ殴りですか?それなら賛成ですが。」
「うーむ。それでいいか。たまには体も使おう。
誹謗中傷も片付けたし、契約は成立してるからな。」
そう言うとグルは外に出た。
ピンポーン
「はーい。」
依頼者が出てきた。
それにグルは言う。
「誹謗中傷は片付けました。契約の通りに
お子さんを頂きましょう。」
「助かります。少々お待ちを。」
依頼者が家に入って4分ほど経った頃、
子供をガムテープで縛ってグルに渡した。
「ありがとうございます。」
グルはニヤリと笑うと子供を施設に送った。
「お前ら。子供は預けたぞ。」
「ナイス兄ちゃん!」
「俺らもうドローンで家の中見ましたよ。」
「早いな…。まぁいい。どうだった?」
「被害者の部屋は二階の真ん中の部屋と
一階の角に位置する小部屋。
子供の部屋はありませんでした。」
クルルが図を出して言った。
「●の部屋は寝室なんですけど、
ここの部屋の端に木刀がありました。」
「木刀…こりゃ凄いね…」
「この木刀には血痕が見られ、
それは最近のものだと見られます。」
「これを知った上で…どうしますかね?」
「決まってんじゃーん。木刀でタコ殴り。」
「俺はもうちょい観察したい。」
「ならグルさんの言う通りで、経過観察。」
「監視カメラ仕掛けます?それと盗聴器。」
「証拠になるし仕掛けといてくれ。」
「え〜?俺は?」
「裁判届け。」
「ダッル。」
「他に何かやりたい〜!」
「なら、〜〜〜〜〜〜〜〜。」
「〜〜〜〜〜?!」
「いいねぇ…分かった。」
「宜しくな。この会話は秘密だぞ。」
「うん!」