テラーノベル
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スバルちゃんをベットに置いて僕はその横にある椅子に座る
「まじで力入んねぇんだけど、、、」
「スバルちゃん」
「なんだよ」
「ちょっとだけ 目つぶっててね」
「は?」
スバルちゃんの手を握る スバルちゃんの中を巡っていた僕の妖力が、手を通して僕に戻っていく
「うぉ、、、」
「ごめんね、スバルちゃん」
僕の術を解けば、スバルちゃんが本来感じるはずの辛さとか苦しさとかが戻ってくるはず きっとスバルちゃんの身体はもう限界で、だから力が入らないんだと思う
分からないけど、きっとそれって凄く危険なことだと思うから
「ふー、、、」
息を吐いて、吸って ゆっくりゆっくり スバルちゃんの中を巡る僕の妖力を戻していく
その大半を戻した頃
「、、、」
「、、、」
「どう?スバルちゃん 身体動く?」
「、、、」
「スバルちゃーん?」
「、、、」
「身体動きそう?」
「、、、無理」
やっぱりね、、、スバルちゃんの身体はとっくに限界だったんだ だから体は動かないのにその痛みを感じなくてそのまま倒れちゃった
「スバルちゃん無理しすぎだよ〜」
「、、、」
「大丈夫〜?」
スバルちゃんが弱々しく首を横に振った
「ん゛ー」
呻き声をあげながらそっぽをむくスバルちゃん
もしかして、恥ずかしがってる?
「あれ〜?スバルちゃん恥ずかしいの〜?」
「、、、」
「大丈夫だよ〜?僕に弱み、見せてほしーなー?」
「、、、リアルおかにゅ〜むやめろ」
「照れてるスバルちゃんも可愛いな〜」
「、、、」
うーん これは相当辛そうだね、、、
そうだ!スバルちゃんに何が作って食べさせてあげよう!何か食べないと治るのもの治らないからね〜
「スバルちゃん 何か食べたいものある?」
「、、、」
「スバルちゃーん?」
「、、、」
「あれ 寝ちゃった?」
「、、、梅干しのおかゆ」
「えー☆僕が食べたいんだぁ?(ニヤニヤ)」
「やめろマジで、、、」
「ごめんごめんw」
さて、スバルちゃんは僕をご所望(笑)との事なのでキッチンを借りて料理しようかな
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続き楽しみに待ってます!