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⚠️ヤってるだけ
「……声、我慢しないでください、ユーキ君」
マサヒロの指が、やらしく震えたユーキの腰を掴んだ。乱れた吐息、潤んだ目元。汗ばんだ身体に光が反射して、異様に色っぽい。
「……っ、マサヒロ……もう、変な音……聞こえるって……っ」
「聞かせてくださいよ、ユーキ君の、そういう声……」
マサヒロはやさしく囁いたあと、奥までぐっと押し込んだ。
「――ん゛っ、あッ……あああッ!!」
ぱん、ぱんっ、と濡れた音が室内に響く。そのたびに、ユーキの身体がベッドに沈み、跳ね、のけぞる。
「だめ……マサヒロ、だめ……、みないで……っ」
「……見たいんです。ユーキ君が、俺にこんなに感じてるとこ」
「バ、ッ……ばか、っ、あ゛あっ……!」
ユーキの目が潤み、頬が火照り、身体の奥がきゅっと締まるのがわかった。マサヒロは堪らなくなって、腰の動きを速めた。
「ユーキ君、気持ちいいっすか? これ、好きっすよね……奥、ぐりぐりされるの」
「んっ……っあ、や、そっ、そこばっか、いじんないで……っ!」
「ダメっす。ユーキ君が一番乱れるとこ、もっと見たいっすから」
どちゅっ、ぱんっ、ぴちゃぴちゃと、水音がやけにいやらしく響き、ユーキの声と混ざってより二人を煽る。
「マサヒロ、や、ほんと……っもう、無理っ……いくっ、いく……ッ!」
「我慢しなくていいっす。ほら、俺の中で……っ」
最後は深く突き上げられ、ユーキの身体がびくんと跳ねた。
「んっ――あああああッ……!!」
全身がビクビクと痙攣して、崩れ落ちるようにシーツに沈む。マサヒロはその姿をそっと抱き締め、頭を撫でた。
「……かわいかったっすよ、ユーキ君」
「……っ、うるさい……マジで、バカ……」
羞恥と余韻でくしゃっとした顔のユーキを、マサヒロは愛おしそうに見つめていた。