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☆前回のあらすじ☆
目を覚ますと加茂家の子供に転生!?
初めての言葉は「性交不能症になれクソ!」
加茂葛日ちゃんの物語はこれからだ!
どうも!一晩経って何故転生してしまったのか思い出した加茂 葛日ちゃんです。
( ー̀дー́ )いや〜まさか夜中に飲み物取りに2回の寝室から1階のリビングに降りる時の階段の下にのっぺらぼうがいると勘違いして階段から転げ落ちて死んでしまうとは……
ちなみにのっぺらぼうだと思っていたのは私のママのパック姿でした!( ‘ω’)クッ!今からシミを隠しても意味ないというのに…おのれママン!!
さて今回は私が1歳になるまで…つまり1人立ち出来る頃まで私はどんな風に加茂家で過ごして来たか教えましょう!!
1日目
初めましての日から父親の…確か憲久?さんは私の前に現れなくなった。
でもチラチラとこちらをたまーに覗き(というか睨み)に来る。
今はまだ赤ん坊だから手を出されないだけだと思うから私はひっそり呼吸法を適当にやることにした。
“呼吸法”
某鬼退治の物語しかり、 某とある星の一族の物語しかり普通の人間でも呼吸を身につけることによって敵を倒していくというお話。
同じ少年漫画なんだからやる気と根性があれば出来るのではないか!?と思いながら口で「コォォ」と言ってみたりしている。
ちなみに私の術式については4歳になるまで術式の有無は不明らしい。けど呪力はあるみたいで少し安心
3ヶ月
ようやく憲久が現れた。まぁお母様がいない時に限ってだけど。
喋りかけてくる言葉?もちろん罵倒だらけだよね!!
「いいか!?お前は所詮女だ。いくらお前が宇宙人でも未確認の生き物でも所詮メス。男に逆らおうと思うな!」
「あうー?あぶうぶうあ〜!イキクセェンダヨ」
「お前息臭いって言ったな!?」
いや〜赤ん坊っていいね。
手を出されない無垢な子を演じれば周りは信じてくれるんだから!
私は初めましての日から、こうして憲久以外はバブ語で話している。なんかねぇ…?手を出されないと分かったら煽るしかないよね?ニコッ
滑舌の確認として話しかけるのはぶっちゃけ爽快です!あ、お母様は憲久のことをたまにのほほんとした目で見るようになったよ。
(傍から見たら
熱心に子供に構っている父親の図)
5ヶ月
この頃になると私は寝返りを打てるようになった!コロンコロンと寝転がりながら某太子の飛鳥文化アタックのイメージトレーニングをするようなった。
“瞑想”
これも少年漫画ではあるあるだと思うんだよね。某狩人の能力を手にするための1つの手段が瞑想だったしね。
「ふん。まるで豚のようだな」
「あら憲久さんに似てきたわね〜」
「おいそれどういう意味だ??」
「( •᷄ὤ•᷅)うぅ〜(え、解せぬ)」
「なんという顔してるんだお前も!」
図太い精神の私がいるからか、
それとも子は親に似るではなく親が子に似たからか、幸薄そうな顔色のお母様は憲久のことを罵ることができるほど強いお母様になりました!はい拍手〜!(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
この調子で尻にしかれていけばいいと思うぜ!頑張れ憲久!負けるなお母様!
7ヶ月
7ヶ月ぐらいなるとハイハイが出来るようになって憲久に攻撃する技を身に付けた!
「猪突猛進!猪突猛進!」高速ハイハイ
「ふん…そんな動きで俺に攻撃ができるとでも?」
サラッと回避され
ガシャッン!!!<マドガラス ノ ワレルオト-!!
「「?!?!」」
「葛日ちゃんー!?!?!?」
「おい今すぐ医者を!!!」
さすがクズとはいえ御三家の呪術師。例え高速ハイハイでも避けるのが早かったせいで窓ガラスに私は突っ込みおでこから血が出て頭を縫う羽目になった。
ふ、ふふ…こ、この傷は勲章と考えておこう。
西宮ちゃんは
「男の傷は勲章でも、女の傷は欠点だ」
と言われているが、私にとっては勲章には間違いない!欠点でもカッコイイしチャーミングだもん!歌姫さんとかいい女でしょ(゚Д゚)
まぁこの傷が出来てから憲久…いやお父様のクズさが控えめになる キッカケになったから結果的にもOKだったし私は満足!
10ヶ月
私はついにつかまり立ちできるようになったぞー!!やっと自分の足で立てるようになった!
ちなみに初つかまり立ちを見たお父様は
「立った…?葛日が立った…だと?……お、お前ー!!!!!葛日が立った!葛日が立ったぞー!!」
「なんですって!?」
という風にアルプスの少女のように私が立ったことを喜ん(((…あれ悲鳴だったかもしれないな?なんかゴジラが自由を手に入れたような目で見られたような気も………
うん!気にしないでおこう!!
そうして私が1歳になった時のこと
ついに!ついに!私は1人立ちが出来るようになった!
「私は自由を手に入れたぞー!!ジ○ジ○」
「きゃぁぁぁぁ〜!!(歓声)」
「あぁぁぁぁぁあー!!!!(悲鳴)」
もちろん歓声をあげたのは私のお母様。野太い悲鳴をあげたのがお父様。なんかお父様 私が窓にツッコミ事件から私のことマジで未確認生物扱いして来るんだよね…解せぬ(´◉ᾥ◉`)
まぁ私が産まれてから家族のピラミッドの立場が逆転したし、父親のクズさは無くなったしで私は大満足!
「お父様〜♡あーそーぼ!!(殺意)」
「石を持ったまま コッチに来るんじゃない!」
「あらあら。ふふっ」
これが普通の家族の日常です♡(麻痺)