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注意。

この作品は、nmmnではございません。

捏造が多々あります。

腐、夢等のコメントはおやめ下さい。

この作品は、にこにこさんと傘音。私のコラボ作品になります。

にこにこさんの投稿なさっていた『真夜中あなたと』という作品と私傘音の『100日後に死ぬ青色の話』を見て頂く事によりもっと分かりやすく面白い作品になります。見ていただくことを推奨してます。

尚、この作品は合作扱いとなりにこにこさんが1話、私が2話と奇数をにこにこさん。偶数を私が担当しております。

にこにこさんの作品を見た次に私の作品を見ることを推奨します!








「きしょ」

その声にはとても、聞き覚えがあって…震える手はその青年の方へと伸ばされていた。

『シャオロン?』

『…なん、…で。』

黄色の瞳に映る僕。あの時亡くなってしまった君と僕の光景にとても酷似していた。

『…しゃおちゃんな、…の?。』

「……は?誰?…」

そっか、…そうやな。…普通はそうや、シャオちゃんに彼奴に似ていただけ。その声色も、その声もその瞳も全部、…全部似ているけれど。

僕は自分の名を君に言うことは出来なかった。

『…人、…ちがいだったかな。…ごめん。』

喉から手が出るほど、自分が求めた存在だった

大好きな、友人だった。

そう、…別にそうだった。…そう、もう彼は死んでしまったんだ。なのに、…勝手に似てるからって縋って何になる。

kn「…この空気どうすんねん。」

zm「皆気使って喋らんのに、お前…まじかよ」

kn「いや、やって!!?このくそ気まづい空気ほんまにどうすんねん!大先生!」

まじか、お前ら。空気読めや。そう睨むがまぁ、仕方がない。

『…えー、ほんまごめんね。僕は鬱。みんなからはさっきみたいな感じで、大先生って呼ばれる事が多いかな。』

『それで、君の名前は?』

複雑そうな顔でこちらを見る彼。

「俺は、…シャオロンって言うわ。元々、そこらで町の手伝いとかそういう何でも屋してて、そこでロボロと知り合った結果そこの総統さんとも知り合って幹部になる事になった。」

「……やから、ほんまにお前の事しらんよ。」

『……そっ、…か。』

少しの希望は一瞬にして崩れて言った。

その後の会議は全部耳に入らなかった。会議が終わったあと自分は直ぐに部屋へと戻った。


初めましてのはずなのに、何故か。幹部のなんなら先輩の人にきしょなんて言ってしまった。まぁ、周りの人は笑っていたから良かったのだが。

きしょと言った瞬間、その人は俺の方へと向いた。瞳があった時、その人は震える声で俺の名前を言った。なんで、知ってるの?という疑問よりも俺は、懐かしいという思いに駆られた。

青色の瞳はとても綺麗だった。でも、そんな彼に俺は素直に誰…?と言葉を零してしまっていた。

そう言葉を零すと、彼はとても悲しそうな瞳をして、…何か希望が失われたそんな顔をして、…ごめんと謝った。

彼は、鬱と言うらしい。その名前はとても聞き馴染みがあった。こんな名前、聞き馴染みがあったとしても、珍しい名前だから直ぐに分かるはずなのにその瞳は、そのこえは、その顔は、…濁ったように見えなくなって言った。

『……やから、ほんまにお前のことしらんよ』

「……そっ、…か。」

震える声は、…何故か自分の心を締め付けた。

その後の会議は、聞かなければいけないのに…俺は耳に入らなかった。

会議が終わったあと大先生と呼ばれたその人は走って部屋へと向かってしまった。

俺は、ゆっくりとその影を追いたいと思ってしまった。何故かは分からない。でも、彼に。

zm「シャオロン…やっけ?なぁ!今日の歓迎会なに食べたいか決めといた方がええで!そんで!夜までにトントンに伝えるとご飯に出てくるで!!」

『え、…あぁ、おん。』

優しく笑ってくれた。昔も誰かが優しく笑ってくれた気がする。

…そんなことより、と。大先生と呼ばれた彼を追いかけなきゃと辺りを見渡したが、彼は見渡らなかった。



次回はにこにこさんの垢にて!

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