mz視点
帰り道
夕陽が俺ら2人を照らしてる。
tg まぜた〜ん!
2人で帰っているのに、俺の名前を呼ぶ。
mz どうした?
tg 今日先生にめっちゃ怒られたぁ
明らかにテンションが下がるちぐ。そんな姿でさえ愛おしく思ってしまう。
いつからこんなにちぐの全部が気になるんだろう。
mz なんで?
tg 授業中にノート提出できなかった、。
頬をぷくっと膨らませる。その仕草があまりにも自然で可愛くて俺は目を逸らした。
mz お前が悪いじゃんかw
ちぐは拗ねたように俺を見る。小さい仕草も、色んな表情も。
ぜんぶ
全部
愛おしい。けど、同時に辛くなる。
tg それでさ、結局めっちゃ説教されて……まぜたん、ちゃんとノートとってる?
mz まぁな!
tg えらい、今度写させて
mzしょうがねぇな
そう言ってちぐの顔を見る。いつも隣にいるのが当たり前で。それが日常に溶け込んできて。
ちぐにもっと触れたい。でも届かない。
触れられない距離のままで___。
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コメント
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フレッ*⸜( ॑꒳ ॑ )⸝*フレッ