TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

数日後。

「ちょっと、目閉じて」


唐突だった。


「は?」


「いいから」


声は軽い。

でも、拒否権がないトーン。


ぜんいちは一瞬迷ってから、目を閉じた。


——その瞬間。


手首に、冷たい感触。


「……っ!?」


「動かないで」


カチ、と金属音。

次に、布が視界を覆った。


「マイッキー、なに——」


「しー」


指が、口元に触れる。


「静かに」


そういうとマイッキーの息が近づく。

___あれ、脱がされてる…?


「は、マイッキー?」

「え、なにして…. 」


「大丈夫」


「ねえ流石にこれは、」

「僕こういうのは嫌だ、やめて。」

手が拘束されて動けない。嫌なのに…離れれない。


「じゃあ…」

マイッキーの手が触れる。


「….あ゛っ..!」

マイッキーは僕を物みたいに扱う。壊すように。


「硬っ♡」


ーー


シュッシュッ..シュッ


「無理ッ…うっ、ぁ…」

(イく….!)


__ピタッ


「….ぇ?」

急に動きが止まった。なんで、もう少しだったのに?


「ぜんいち、」

「ねぇ…イかせてほしい?笑」


「…は」


「聞いてる。イきたいの?」


___なに、これ。意味わかんない。


「何言って….」


足音が、離れる。

近くにいるはずなのに、気配だけが遠ざかる。


「ちょ..え」


ぜんいちは息を整えようとした。

冷静でいようとした。


でも。


見えない。

手も動かせない。

声をかけても、返事がない。


床を、とん、とん。


一定のリズム。


「ここにいるよ〜笑」


それだけ言って、また沈黙。


分かってる。

マイッキーは目の前にいる。


なのに。


胸の奥が、じわじわ壊れていく。


——呼ばなきゃ。

——縋ったら、負けだ。


ぜんいちは歯を食いしばった。


「……別に」


強がる声。


「いいよ、別に。」


返事はない。


代わりに、床を叩く音が止まった。


その“止まった”が、決定打だった。


「……ぇ、マイッキー?」


声が、震える。


返事は、まだない。


数秒。

数分。

時間の感覚が壊れていく。


「やだ、やっぱイきたい、お願いッ…!」

「僕、君がいないと___」


そして。


「ねえ」


ようやく、声。


「俺がいなくても、平気?」


その一言で。


理性が、音を立てて崩れた。


「……やだ」


自分でも驚くほど、弱い声。


「やめて、ねぇ」


喉が詰まる。

息が乱れる。


「ちゃんと呼んで」


マイッキーの声は、優しい。


「欲しいって言って」


——ああ、だめだ。


「……マイッキー」


涙が落ちる。


「お願い……イかせて…?」


その瞬間、布が外される。


目の前には、満足そうに笑うマイッキー。


「合格」


「ぁ…う゛お゛ッ!///?」


ぜんいちは、震えながら考える。


首輪より、ずっと逃げ場がない方法だったことに。


⚠︎自己満足で作った作品です

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

59

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚