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― __Side ―
「 …ぁ、? 」
目を覚ますと真っ暗な見知らぬ場所に居た。
俺はあの時タヒんだはずやった。
……もしかして転生、、?とやらなのだろうか
……あぁ、思い出したくもない。
今でも脳裏に浮かんでまう
彼奴等の笑顔、日常の一つやった馬鹿騒ぎ、
それを壊した戦争、彼奴等のタヒ体
全て脳裏に浮かんでしまう
思い出したくもない出来事。悪夢や、そうずっと思い込むよう自分に暗示をかけていた
ガンッ!!
「 ッ… 」(ビクッ
真っ暗な部屋らしきところで、何かを叩くような、そんな鈍い音が鳴り響いた
今までのことで慣れているはずなのに、何故か怖く感じてしまう
「 おい。 」
誰かが話しかけている。気の所為だと思って無視をする
この選択が間違いだったのだろう
「 …おいっつってんだろ!!! 」(ドガッ
「 ぃ゛ッ… 」
殴られた。
痛い、痛みなんて感じんかったはずなのに
「 い゙だい゙ッ……やめ(((
「 うるせぇ!!黙れ!!! 」(ドガドガッグサッ
「 あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ッッッ?!?! 」
刃物で刺されたり、殴られたり蹴られたり、
それが何時間も続いた。
いや、時計がなかったから正確な時間は分からんけど。
先程から痛い。
刺されたところが温かい、赤い何かがついたような、そんな感じがする。
拷問みたいで気色悪かった。
でも、自分の贖罪になるんじゃないか、とずっと思った。
これが神が与えた俺への地獄か、
そうずっと思っている。
ごめんなさい。グルさん、みんな。
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― ???Side ―
……
さっきの声…大先生みたいやった。
多分俺の事覚えとらんな、これ笑
まぁ……な?
「 明らかに人外の姿やしな!!!!なんでや…… 」
「 ぁ゙ー……人外はトントンだけでええやろ… 」(※良くないです)
「 …つーか大先生何処行った?!?!!?! 」
「 ちょ、見失ってもうたって!!!なんでや!!! 」
タッタッタ
人ではなくなった黄緑色の彼はそう独り言を呟きながら辺りを走り始めた。
ちなみに道中で頭を落としかけたってよ(?
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― NoSide ―
「 ……彼奴等、大丈夫なんかな… 」
「 大丈夫やろ、離れ離れになっても 」
「 んー……それもせやな! 」
「 おーい、_____。”大先生”とかの情報あるかー? 」
「 いやぁ〜……ないっすねぇ、、 」
「 くっそッ……まじかぁ… 」
「 …お!!____さーん!!!コーラいりますー? 」
「 あ、いるいるーって……___、お前前世みたいなんやめろよ? 」
「 いやぁ〜、もう次の悪戯にしようと思っとるんで大丈夫っすよ笑 」
「 ほんまかぁ〜…?(ゴクゴク 」
「 まじでコーラやんけ() 」
「 HAHAHA 」
「 おもんな 」
「 おい_______??? 」
「 いやぁ〜、____さんすんませんって笑 」
「 はぁ……とりあえず、 」
彼奴等の情報、今すぐ探すで。
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— ut Side —
「 ……はぁ、 」
「 ほんまに…気色悪いわ… 」
ずっと頭が痛い。
胸の奥がギュッて、苦しい。
何故、僕はあの時皆を残して……隣にいた「ロボロ」と共にタヒんでしまったのだろうか。
ロボロは言ってた。
『 お前だけでも逃げろ!!! 』
『 彼奴等を、逃がせ!!!!! 』
何故僕はあの時出来なかったんだろう。
情報部隊の通信が途絶えてから皆は崩れ散ったのだろう。
……僕のせいや。
僕があのとき、勇気がなかったから。
仲間を捨てる勇気がなかったから。
……ごめんなさいッ、
「 逃がすことも出来ないままッ……タヒんでごめんなさい、(ポロポロ 」
そう自分に対して責めて、責めて、責め続けて
勝手に泣いて、勝手に苦しんで、勝手につらい思いを抱え
みんなに謝りたかった。
その時、何かが近付いた気配がした。
前世は一応幹部でもあったためか、気配を感じるのも出来た
……みんな程ではないけど。
咄嗟に後ろを振り向いたんだ。
「 ……だ、いせんせッ…? 」
絶対に、会うはずのなかった。
「 ぇッ…… 」
会えないと、ずっと思ってた。
なんでお前がここに居るんッ…?
「 しゃ、おろんッ……? 」
なんで、
お前が、居るん…?
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— gr Side —
「 ……。 」
「 おーい!!!グルッペン!!! 」
「 …ぁ、どうしたんだ?コネシマ 」
「 今日も色々取ってきたで!!! 」
「 …そうか、笑 」
俺はグルッペン・フューラー。
あの時タヒんだ筈だったが、何故か生きていた。
しかも、昔の自分と瓜二つ
此れには吃驚した。
しかも、”コネシマ”も転生したとのこと。
本当に…
「 驚くことばかりだなッ…笑 」
「 ?なんか言ったか? 」
やっべ、独り言漏れてたんかよ()
まぁあの狂犬チワワに聞こえてなくてよかったわ
「 おいグルッペン!!!お前なんかディスったか??!?!!?? 」
……こんの勘の良いチワワが…
「 いや、なにもないが? 」
「 ん”ーそうか…🤔 」
チョロ。(笑
あ、色々取ってきた。つまり収穫というのは
敵の情報だ。
俺らは今、戦争屋という職業で動いている。
実質国だゾ(きゃっきゃ)
戦闘を目的に動いている感じだな
(ココだけの話だが、たまに何でも屋として動いているゾ☆)
「 …我々の情報、本当に漏れてないんだな 」
「 まぁ〜……獄中フレンズの奴らが処理しとるしな!!! 」
……絶対に敵に回してはいけないランキングにお前ら入ったな、今(?
「 てか”ひとらんらん”は何処なんや?!?!? 」
「 ちょ……コネシマうるさい… 」
「 あ!!!!おった!!!!!!!!! 」
「 ……(ガン無視 」
「 おーーーーーい!!!!!!!!! 」
「 笑、コネシマの自業自得か。 」
勿論、ひとらんとも合流済みだ。
今は俺、グルッペンとコネシマ、ひとらんらんの三人で「我々」として活動している
そしてコネシマが仕事中に出会った「獄中フレンズ」という何かとやばすぎる奴らも
仕事を手伝ってくれたりしている。
ただ
……
「 俺は何を忘れているッ……? 」
毎度そう頭を巡らせながら日が過ぎていく