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「ん‥‥」


荒い呼吸音。身にまとうものを全て脱がし終えると‥縛られた手首にTシャツだけが絡まり‥しなやかな肉体が露となる。


白い肌を楽しむように撫でると‥藍の身体がその都度反応し、刺激から逃れようと身をくねらせた。




無理矢理縛ったせいか‥俺を睨む目に力が籠もっている‥



何故そうしてしまったのか。



ふと考えてみるが‥いや、今はもうそんな事は問題ではない。


藍を抱きつぶして‥祐希さんを消し去りたい‥その欲求には勝てない‥



‥まさかまだ持っていたなんて‥


藍の部屋で寛いでいる時に、ふと気になって開けてしまった引き出しの中身‥


見覚えのあるポーチの中にソレはあった。


いつだったか‥嬉しそうに藍が見せてくれた指輪‥




何とも言えない感情が俺の胸に溢れる‥。



「無理矢理‥は嫌や」



藍の口から拒絶の声が漏れ出る。仕方がないのでキスで塞いだ‥。

歯を食いしばり必死に抵抗するが‥息苦しくなったのか口を開いた時にすかさず舌を割り入れ‥執拗に舐め回す‥



先程の触れるだけのキスとは違う‥全身を求めるかのようなキスを‥


どちらともつかない唾液が藍の唇から零れ落ちる。


頭を振って嫌がるが‥舌に噛みつこうという気はないんだな‥と


つくづく、藍の甘さを痛感する。



縛って固定している両手に手を伸ばすと‥


コロン‥と指輪が落ちた‥。


藍が握りしめていた指輪。



あっ‥‥



藍が目で追うよりも先に指輪を掴み取る。そして‥そのまま寝室を出て‥ある所に指輪を置く‥そして‥

寝室に戻ると、藍が泣きそうな顔でこちらを見つめていた‥



「ゆび‥わ、どこにやったん?返して」


「捨ててないよ、ただ今は邪魔なだけ‥」



そう言うと‥大粒の涙がぽろぽろと藍の頰を伝う。



‥我ながら最低だなと思うが‥いつまでも指輪に執着する藍が許せなかった。


どうしてそこまで後生大事にするのか‥



一途な藍が好きだった‥でも、それと同じぐらい自分の方へ向こうとしない藍にも腹が立っていたのも事実だ‥



だから‥あえて言う。



残酷な言葉を‥‥‥‥




「ねぇ、藍?もうお前には俺しかいないんだよ」


それでも藍は‥


「小川さ‥ん、指輪、返して‥何でもするから‥」



「はっ、そんなに指輪が大事なわけ?捨てるわけでもないのに‥」



吐き捨てるように言うと‥藍の顔が苦しそうに歪む‥


ああ‥

可哀想な藍‥



祐希さんを好きになったせいで‥

俺に愛されたが故に‥


こんなに涙しないといけないなんて‥




「‥何でもするって言ったよね?じゃあ‥四つん這いになってくれる?」


意地悪くそう言うと‥コクンと頷いた。



縛っていた手を解くと‥素直に四つん這いの体勢を取る‥


が、身体は震えている‥羞恥心なのか‥それとも‥



「もっとお尻突き出して‥見えない」


後ろからの指示に素直に従う‥。


程よく弾力のある白い双璧を揉みながらキスを散らす。藍の吐息が聞こえるが、耐えているのだろう‥


「やぁ!?」



藍の口から悲鳴があがる。双璧を広げ‥その最奥に口づけたからだ‥



「や‥だ、そこは‥」



「我慢して、何でもするんだろ‥」



お前が言ったんだよ‥。そう言われれば、藍は何にも言えないはずだ。



震えながら、俺からの刺激をただ受け入れるしかない‥。





身を委ねるしか‥








「も‥むり‥」



藍の足がガクガクと震える。保っていられないのか‥上半身は崩れ落ち、もう声も掠れている。



長い時間、下半身を責めていたから‥藍の下のシーツが白濁で汚れていた。


「お前‥ぐしょぐしょじゃん‥何回イったの?」


下半身を弄りながら、藍の耳元で囁くと‥いやいやと首を振る。



無理強いされているようなものなのに‥


快楽に溺れる藍を‥



俺は堪らなく愛しいと感じるようになった‥。




四つん這いだった藍に、上を向くように指示をすると‥片足を肩に掲げ‥屹立した自分自身を秘部に押し当てる‥。



反射的に藍の身体が逃げるが‥そうはいかない。


「藍‥何でもするって‥俺を受け入れて‥」



その言葉で藍の動きは塞がれる‥。



ジッと耐えるように瞼を閉じる藍に‥俺は囁く。


「ねぇ‥藍?俺‥藍と寝たこと祐希さんに言ったよ」



「えっ‥」




‥予想していた反応。



「ゆ‥祐希さんに‥?祐希さんは‥なんて言って‥」


声が震えている。


「何にも‥藍をよろしくって言ってたよ‥」



‥本当のことだった。


だが‥



何故かそこで‥





俺の中のなにかが目覚めたような気がした‥





「藍‥祐希さん、藍がいなくなって良かったって言ってたよ」



「えっ‥」



素直な藍は‥俺の嘘の話を信じて、今にも泣きそうな顔をしている。



「‥正直、迷惑だって‥。だから、俺と一緒になってよかったって言ってたよ‥」



「藍‥だから、言ったじゃん、愛してなんかいないって‥」



最後にそう伝えると‥藍の目から涙が溢れた。



肩が震える‥。


「ほんまに?‥祐希‥さん、愛してない日はないって言うてたのに‥嘘やったん‥」



最後の言葉は嗚咽のようになり‥ただ‥嘘だったのかと泣く藍を‥



俺は抱きしめた。






醜い‥。




こんな嘘をついて藍を手に入れて‥




俺は何になるというのだろうか‥。




でも‥




それでも、




藍が欲しかった‥。





だから‥





「藍‥俺はそばにいるよ‥ずっと‥藍だけを愛してる」




もう藍には俺しかいない‥俺だけが全てなんだと‥。






そう呪文のように唱える。






‥‥‥‥‥‥‥‥。







「‥小川さ‥ん、ずっとそばにおる?離れへん?」





幼子のように泣きながら藍が俺を見つめる。







ああ‥もちろん。





ずっとそばにいるよ‥







そう伝えると‥泣き腫らした目で‥藍が‥俺を見つめた‥





「藍‥愛してる」





そう伝え‥



愛する藍と一つにる‥。






ねぇ、



こんな俺を見たら‥





きっと軽蔑するのだろうか‥





それでも‥





俺は欲しいものは手に入れる‥。







そうでしょ?





祐希さん‥‥‥‥。





さよならさえ上手く言えなくて‥

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コメント

5

ユーザー
ユーザー

コメント失礼します😊 小川さんがあんな事して藍くんを手に入れて良かったのかなて思ってしまいました🎵それに祐希さんは藍くんの事を本当にどう思っているのかなと思いました♪本当にゆうらんさんの小説は期待と楽しみでいっぱいです😊 これからもお話を考えるのに大変だと思うけど頑張ってくださいね😊 応援してます📣

ユーザー

それでいいのか小川さん…(TдT) 藍は小川さんを大事な人の1人だと思ってると思うんよ… そして祐希さんは藍の何を守りたかったのか(TдT) 守れてないじゃん(TдT) ゆうらんさんのこの壮大なラブストーリーに期待✨️しかない!

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