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はいなんか何となくで始まったやつですねはい。
ノベル苦手なんだよねて
でもやるべ!
「…っんン…」
目を覚ます、いつものようにケータイを確認し準備をするはずだが、
無い
ケータイが無いのだ。
おかしいと思い思い瞼を開ける、そこには薄ピンクでできた女々しい部屋、周囲にはベッド、机、キッチン、棚、風呂場、トイレなど、各家庭にあるごく普通な家具が置かれているだけ。
「…どこ…」
日向はむくりと鉄球の乗っかった体を起こし、段々と脳が覚醒していくにつれ、焦りと恐怖感が腹の底から湧き出てくる。
「俺、確か合宿に来て…そのまま部屋で寝て…」
そう覚醒したばかりの脳を巡らせていると、片隅でもぞもぞと動くのが視界に入った。
幽霊か⁈とも思ったが違う、そこに居たのは月島だ。
「お、おい月島!起きろ!ココどこだ何だ⁈」
月島は目を開けこちらを見るないなや眉間に皺を寄せ、冷たい目でこちらを見た。
「…ナニ」
「月島ッ!ココどこなの?俺ら確か合宿で、そのまま眠く寝てっ!」
「うるさい…頭に響く…」
「う、うるさいとは何だ!💢」
「…ココドコ」
「むっ…月島も知らないのか…」
「知るわけないデショ…キミなんかやった?」
「や、やってない!」
そう日向が言うとピンク色の部屋はジリジリと砂嵐のような音を立て、少し縮んだ。
「…へ…?」
日向は訳がわからず、間抜けや声を出しその場で硬直してしまう。
月島も部屋が縮んだことに驚いたがすぐに冷静になり、ココから出ることを考える。
「というか、扉多すぎじゃナイ?」
ぇ? と間抜けな声を出した日向は周りを見る。確かに異常なほどの扉の数、寝起きや異常現象を目撃していた日向は相まって気が動転しあまり部屋を見ていなかった。
本当に扉などこんなにあったのだろうか?という考えが脳裏をよぎる。
「とりあえず、扉開けるか?」
「…ほんと危機感ないよネ、ほんと単細胞」
月島がすかさず嫌味を口にする。
「だって他に道ねぇもん!」
「俺だってココから出たいんだからな!」
「ハイハイ好きにすれば」
日向は月島の言葉を半分聞いたところでドアノブを廻す。扉はグォッと不快な音を立て、中の箱庭の全貌を自慢するかのように見せつけてくる。
🔚
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