テラーノベル
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『大丈夫?藍里ちゃん?』
『あ、うん、大丈夫だよ!』
正直あの夢の声が気になって仕方がないのだあの声の正体どこかで聞いたことあるんだけど
『話の続きするね、六月の梅雨の時期さ、三人同級生が殺される殺人事件あったじゃん?あれ結局今になっても犯人見つかってないんだってよ』
『そうなんだ…早く捕まってほしいな』
とは言っているものの、知らないはずのその言葉が、どこか懐かしかった。
殺人事件なんてあったのかすら忘れているのかもしれない
ーー『なんで、⁇?と⁇¥&@&¥&?』
また、この声だ。この声を聞いて分かったことは、”じぶんのこえだということ”
なんでこんなことを言っているのか不思議で仕方ない。
『大丈夫?藍里ちゃん?もう寝ようか?疲れてるでしょ。ごめんねこんな話して』
『ううん、大丈夫、じゃ寝ようか、おやすみ』
あかりを消して布団に入った。
布団に入る瞬間の静けさ、どこか寒かった
その日も同じ夢を見た。
また同じあくむを
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