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白「」
水『』
「はぁ….彼女欲しい」
一緒にゲームをしてると隣でおかしなことを言い出す僕の相方
僕は持っていたコントローラーを置いた
『僕じゃだめなの?』
「…いむくんは友達やから」
初兎ちゃんは僕の頭を優しく撫でる
『でもこの前僕のこと好きって…』
「それは友達としてやで…」
『僕は恋愛対象に見れない?初兎ちゃんを幸せにできないの?僕今とっても幸せなんだよ?初兎ちゃんは違うの?』
「幸せやけど、、」
『なら僕でもいいじゃんっ!!!!』
「グループ内の恋愛禁止なの知っとるやろ」
『そうだけど….』
グループ内恋愛禁止と前ないちゃんが言っていた
だから守らないといけない。約束だから。ルールだから。
『でも!!』
「いむくん」
『っ…』
「諦めて」
『…無理だよ』
ずっと両思いだって思ってたのに…
今日もお泊まりしようかなって考えてたのに…
そのあと一線を越える予定だったのに…
『…僕は』
どうしたら恋人同士になれるのだろうか
どうしたら僕を恋愛対象に見てくれるのだろうか
どうしたら約束を破ってくれるのだろうか
そればかり考えてしまう
「ごめんな。やっぱ今日帰って?」
『やだっ!!』
ドンッ
僕は立ちあがろうとする初兎ちゃんを押し倒し抱きしめる
「…離れて」
『嫌だ!!』
「早く」
『嫌だ!嫌だ嫌だ!!』
「嫌いになるで」
『嫌だぁ…涙』
涙が止まらない。嫌われたくないのに離すことができない。
『嫌だよぉ….涙』
「いむくん…本当は僕も…」
何か言おうとした初兎ちゃんは僕を思いっきり抱きしめた
苦しいけど嬉しくて、悲しくて、寂しくて…
色んな感情がごちゃ混ぜになる
「俺ら両思いだよ」
『…ぇ?』
僕の耳元で囁きかけた初兎ちゃんの顔を見ようとしたその時
「…チュッ」
『へッ⁈///』
僕の頬に軽くキスをする初兎ちゃんは少し照れくさそうで僕は嬉しかった
「好きやで」
『僕は大好きっ///』
最近ノベルにハマってるから投稿増えるかも?