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桃赤 一部曲背景有 地雷注意
愛別離苦
環境
俺は赤と家へ帰り 母さんが 作り置きしていた
ご飯を一緒に食べ 色んな話をした
話をしているうちに赤は来年の春から、
俺の通う小学校に 通うことが分かった
「 あか、これからはおれがあかをまもる だからひとりでなくなよ おれがそばにいる 」
「 ももちゃ、、ありがとうニコッ」
それから俺らは毎日と言っていい程一緒にいた
小学校から帰ったら赤の待つ公園にいき
一緒にご飯をたべ、赤の家まで送っていく
今思えば小学1年生の俺は幼いながらに
赤を守りたいという一心で
毎日過ごしていたんだろうと思う
✕✕05年4月
俺は2年生になり話していた通り赤は
新1年生として俺の通っていた学校に入学してきた
俺が赤に会いに行こうと教室に行ってみると
3人の男の子が 赤を囲んでいた
「 おまえのめへんなのー! 」
「 ほんとだー!へんなのー! 」
「 、、グスッ 」
「 わー!ないたー!おとこくせになきむしー! 」
俺はすぐさま赤にかけよった
「 あやまれ 」
「 ももちゃ、、」
「 おまえだれだよ! 」
「 そーだそーだ!! 」
「 おれはにねんせいのももだよ いいからあかにあやまれ 」
「 おれらなにもしてないし!!こいつのめがへんなんだろ! 」
「 じゃあおまえらはかみのいろがちがうひとにもへんっていうのか?みんなとおなじじゃなかったらへんだっていうのか?ひととちがうのはだめなのか?」
1年生相手に2年生が何を強く言ってるんだと周りからは思われたかもしれない。それでも俺は赤を守りたかった。
「 そーだよ!!あかくんはへんじゃないよ!おめめだってきれいじゃん!」
きっとこいつら3人に何か言われるのが怖かったんだろう 俺が言葉を発してから、 近くにいた子たちが次々と言い始めた
「 っ、、」
「 ごめんなさいっ、、 」
1年生のそいつは赤に謝った
何かに気づいてくれたんだろうか
「 いいよっ、 」
「 あか、 」
赤はそいつに歩み寄った
周りの子たちも赤達の所に集まってきた
「 なかなおり!みんなでなかよくしよう!!」
「 あかくんおめめみせてー! 」
「 わー!きれー!」
良かった きっとこれからは大丈夫だ
赤を守ることが出来たんだ
俺はそう思った
赤も安心したようで俺の方に振り返り
満面の笑みをみせた
新しいこの場では赤は笑顔でいられるだろうか
この時は気づいていなかった
赤の体に異変が起きていることに
3話閲覧ありがとうございます(;;)