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ゆ。
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仁人side
仁人「お、推し変って…!
俺はもう10数年兄ちゃんを推して、」
勇斗「だーかーらー!
それが腹立つんだって!」
仁人「えぇ…」
勇斗「好きなやつが他の男の事見てたら
誰だって嫌だろ!」
仁人「あっ…」
またぐいっと顔を寄せられる。
仁人「それやめてください!!
圧がすごいんですよ!!」
顔を手で覆い隠す。
勇斗「あ、ああごめんごめん」
仁人「佐野さんが俺のこと好きなのは
分かり・・・一旦分かりましたけど、
推し変は無理ですよ…
推しを変えるなんて、ファンからしたら
超え難い試練なんですから」
⤴︎︎︎・1度好きになると
ずっとその人しか見えなくなるタイプ。
・推し変を、めっちゃ集中して
鬼を退治する子供達の漫画の最終戦別と
同じぐらいに考えている。
勇斗「だけど俺は、こっちだけ見といて欲しい。
他のやつのことなんて見て欲しくない。
本気で好きになってもらった上で
仁人の推しにもなりたい!」
仁人「・・・きっとそれって傲慢ですよ」
なんでこの人はこんなに、
勇斗「そうだろうな笑
でも、アイドルってそんくらいの方が
いいんじゃねぇの?」
輝いて見えるんだろう。
仁人「・・・」
佐野さんは目を逸らしてくれない。
きっと本心なんだろう。
仁人「じゃあ俺を、」
勇斗「えっ?」
仁人「俺を好きにさせてみてくださいね。
待ってます」
我ながら勘違いオタクのような
台詞を吐いたなぁ…
勇斗「・・・えっ!?
仁人、それって良いってこと????」
仁人「待ってるって言っただけですよ。
早く佐野さん家行きましょう?
ハウスキーパー再開です」
きっといつか自分の愚かさに気づく日が
来るまで、俺は付き合っていよう。
現実に存在するわけのない、
このできすぎた恋愛ゲーム《神ゲー》に。
俺を…忘れてくれるまで。
俺は数歩先を歩きながら
そんなことを考えていた。
勇斗「その認識…俺が変えてみせるから」
仁人「ん?何か言いましたか?」
勇斗「・・・いーや?なんでもねぇよ!
というか敬語外しと名前呼び忘れてねー?」
仁人「うっ…なんでそんなことばっかり
覚えてるんですか…」
勇斗「そりゃあ、好きなやつだからな笑」
仁人「はいはい…そうでしたね」
恥ずかしさもあり足早に家に戻る。
着いてそうそう家事をする体力は
既に無かったが何とか振り絞って、
始めることに成功した。
すると直ぐにインターホンがなったので
通話する。宅配便かな?
仁人「もしもしー」
???「あっ勇斗ー?会いに来たよ〜笑」
ん?誰だこれ。
勇斗「うわっ、彩香….」
仁人「彩香?」
不穏な影が2人に迫る。
𝐞𝐧𝐝☕︎︎𓂃 𓅇