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🧡→わどるど
🧡 side
僕はギフテッドだ 。
言葉も語彙も 、一般人と離れた速さで習得する 。
数学面でも 、 優秀な成績だった 。
僕がギフテッドと発覚したのは 、 14歳頃 。
今は16歳で 、 高等学校に通う 。
そんな僕は 、 『 ギフテッド 』と言う人と違う個性がコンプレックスだ 。
「 ギフテッドだから人生楽そうでいいね 〜 」
「 ギフテッドでしょ ? なんで出来ないの ? 」
「 ギフテッドとか本当に羨ましい 〜 w 」
なんなの ? 貴方たち
ギフテッドだからって楽してると思うなよ 。
ギフテッドだからって何でも出来ると思うなよ 。
「 ギフテッドだから 〜 」
貴方たちこそ他人に合わせなくて人生楽そう 。
テストが帰ってきた 。
先生から
「 毎日優秀な成績だ 。 この調子で頑張ってくれ 」
と掛け声を貰った 。
成績は 、 96点だった 。
「 96点 ? すげー 。 」
「 まじ !? わどるどっていつも凄いんだよな 。」
『 そんなんじゃないし 。 まあ ありがと 。 』
褒められるのも満更ではなかった 。
先生「 今回のテストの最高点数は 、 〇〇 。 100点だ 。 おめでとう 。 2位はわどるど 。 96点 。 お前も十分頑張ってるぞ 」
僕は放心状態になり 、 祝うことは出来なかった 。
僕はまた 、 裏切られて置いていかれるんだな 。
休み時間 。
歩けそうになかった 。
僕はふらつく脚で トイレに向かう 。
あーあ …
「 最低だね 」
誰かの声が頭に残る 。
「 なんで 、祝えなかったんだろ … っ 、」
『 妬み 』
その一言が頭をよぎる 。
また置いていかれて 、 また独りぼっちになるんだ 。
次の授業が始まった 。
僕は頭が真っ白で 、 手を動かす事さえ 出来なかった 。
これならいっそ 、 倒れて保健室に行く方がまだマシだ 。
その瞬間 。 酷い吐き気と頭痛が走る 。
あ 、 これだめだ …
乾いた咳を残して 、
僕は椅子から転落してしまった 。
「 わどるど !? 」
「 大丈夫 !? 保健室 !? 」
「 先生 !! わどるどくんが _____ 」
そこで僕の意識は途絶えた 。
また僕は迷惑をかけるんだ 。
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