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夜の港。
街の海風が重い緊張を運んでいた。
コンテナの影に身を潜めるのは、STPRファミリーの幹部たち。
黒のコートを翻しながら、港を見下ろす。
「……敵は50人ほどか。上等だな」
その瞳に迷いは一切ない。
双眼鏡を構え、静かに報告する。
「武器は自動小銃と……重火器もあるな。まともに突っ込めば蜂の巣だ」
冷静な声に、全員の表情が引き締まる。
しかし彼はにやりと笑った。
「せやけど、向こうは俺らが来ることを知らん。奇襲したらイチコロやで」
ノートPCを操作しながら、小さく頷いた。
「港の照明を落としました。これで敵は視界を失います。……チャンスです」
拳銃を回しながら、待ちきれない様子。
「よっしゃ!僕の出番きたな!暴れてやる!」
スコープ越しに敵を狙い、低く囁いた。
「……3人、先に眠らせるよ」
直後、乾いた銃声が夜に響き、敵の見張りが次々に倒れた。
暗闇に紛れて動き出すSTPRファミリー。
敵のマフィアは突然の襲撃に混乱し、次々に制圧されていく。
だが――
敵の奥から、一際大柄な男が現れた。
筋骨隆々、全身に刺青を刻んだその男は、重い機関銃を肩に担いでいた。
「貴様らが……STPRか」
低い声が港に響く。
ななもり。は笑みを浮かべた。
「ようやく出てきたな。……ここからが本番だ」
キャラ違うのは許して、、、