コメント
2件
緑色さんに特殊能力入ります!!!!
いきなりですみません!!
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cn視点
みっどぉがこの軍に来てから1週間ぐらい
あ、ちなみに今医務室で目の前にみっどぉいるよ
一応血液とか脳とか検査してたんだけど、1個きになるところあったんだよねぇ
多分俺が最初に思った、特別な気配、かな
あのときはふわっとしかわからなかったけど、いまなら確実に言える
そんなこと考えていると書類で指を切ってしまった
あーあ、地味に痛いのにぃ
まぁいっか
そうそう、みっどぉのこと
特別な何かがあるとわかってから心が奪われる舞と声のこと思い出してね?
あんなこと初めてだったからなんかあると思って!
そしたら案の定ヒット!
「みっどぉの舞には、感情が力となり伝わる」
「エ…?」
「力って言ってもいろいろあるよ。怒りは攻撃に、嬉しさや楽しさは鼓舞に、慈しみは治癒に」
そう言っても理解出来てなさそうな表情
ずっと思ってたんだ
あのとき、みっどぉの舞を見て、声を聞くだけで心が穏やかに、そして奪われた
あんな感覚、初めてだった
けど、ひとつ不安があるんだよね
この1週間、みっどぉは何かずっと焦ってた
本人に聞いてみても「ナンモナイ」しか答えないんだよねぇ…
心当たりはあるっちゃあるよ
1週間は短い期間、なんだけどそりゃあ戦闘は少なからずあるしなんなら戦争も小規模だったけどあった
俺含め幹部が戦闘に行く度にみっどぉは顔を歪めてた
ねぇ、想像してみて
そんな悩みを抱えてる彼が、力を手にしたらどうなる?
俺もみんなもみっどぉのこと好きだよ
だからこそ、不安なんだ
「1回なにか思いながら舞ってみて?」
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md視点
「1回なにか思いながら舞ってみて?」
…そんなこと言われてもなぁ
現実味帯びてないし…
あ、けど、コンちゃん指切ってたよね
痛そうだったな
治りますように
たんたん、しゃらり
「すごい…」
舞っているとコンちゃんの声が聞こえてくる
一旦中断して詳しく聞いてみる
「指切ってたの、治った…これはほんとにすごいよ」
…!!これで俺も皆の役にたてる…!
俺は何もできないって思ってたけど、これなら…!
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「ラダオクン!」
嬉しくてらだおくんの方に突撃する
「わっ、どうしたのみどり」
そうらだおくんがいうと後ろからコンちゃんがやってきて俺の力?を説明してくれる
なんだか恥ずかしいけど
「うーん…。みどりが使うの嫌じゃなければ使ってくれるとありがたいけど…。絶対無理しないでね!?」
俺の事をなんだと思ってるの…
やった、これで戦闘も…!?
ふふん。うれしいな
「あ、戦闘はまだだめだよ?」
「ン…」
戦いに参加できるのは先になりそう
んーー…悲しい
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rd視点
正直、戦いに参加させたくない
もっと言うなら、力を使わせたくない
もしもそれが他の国にバレて、みどりが狙われたら?
考えても無駄かもしれないけれど、生憎俺は気に入ったものが離れるの、嫌なんだよね
「ねぇ、みどり。俺の為だけに、舞って?」
なーんてね
1人だけの部屋で、呟いてみる
愛?そんな可愛いもんじゃないよ
これは、ただの執着心
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