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QuartoMew
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KOKUGA
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帰りの会が終わる前、小声で短く話し掛ける。
「横田くん、今日も公園、付き合って」
横田くんは少し驚いた顔をして、それでもこくんと頷いてくれた。
帰りの会が終わるとすぐにカバンを持って行っちゃった。公園で待っててくれるよね?
公園に着くと横田くんはベンチに座っていた。
「ごめんね!昨日はせっかく自転車を調整してくれたのに逆にしてなんて言って!」
「あ、あぁ、うん。全然いいよ」
よかった怒ってる感じじゃない。
「でも…今日ちょっと避けられてる気がして 」
「そんなんじゃないけど…いや、そうかも」
「やっぱり…怒ってる?」
「え?怒ってないよ」
「うそ!じゃあなんで?」
「う…ん。なんか、うーん…恥ずかしくて?」
恥ずかしい?意外な理由だ。
「恥ずかしいの?横田くんが?なんで?」
「それはその…」
言いづらそう?
「あの…高橋さんのむずむずの原因…わかっちゃった気がして…」
え?
「あたしのむずむずの原因?わかったの?」
「うん…多分」
「なになに!?教えて!」
「いや、あの…」
言いにくいこと?まさか病気!?
「そんなによくないの…病気とか…」
「え?あ、そういうのじゃなくて」
「ん?違うの?あ〜よかった。なんか言いにくそうだから病院とか行かなきゃいけないのかと思った」
「違くて…あの、怒ったり変態、とか言わないでくれる?」
「どういう…?」変態?なんで?
「多分、高橋さんのむずむずは…エッチな気持ちよさだと思う」
エッ…え?え?
「その… 股…っていうか、つまりアソコが刺激されて気持ちよくなってるんだよ」
気持ちよく…なってる。
そうなの?あたし、エッチなことを相談して…
顔が熱い。自分でも赤くなってるのがわかる。
「 えっ!?え…!?あたし!」
横田くんも顔が赤い。
「…だから言いたくなかったのに…」
「あっ、いや、でも…うん。そう言われるとわかる…気がする」
だって気持ちよかったもん。
「そっか、あはは…」
恥ずかしい。すごく恥ずかしい。
「あ、でも、じゃあ…」
「え?」
「横田くんのむずむずももしかしたら?」
「え!?違うと思うよ!」
「でもわからないじゃん。ね、横田くんも今度寝る時にむずむずしたら、その…触ってみたらどうかな?」
もしかしたら、あたしたちくらいの年頃はエッチな…大人になる過程でむずむずしてのかもしれないし。
「そんな…でも、うん。憶えておくよ」
そして、あたしたちは二人揃って赤い顔をしながら、また明日と言って別れた。
数日後
「高橋さん、昨日、またむずむず病になったんたけど、その…自分で触って、してみたら収まったんだよ!」
「え?何を?」
「1人エッチ」
「!?ちょっと教室で!」
「あ、ごめん!」
誰も聞いて…ないかな?
「でも、そうなんだ。やっぱり寝る時のむずむずも何か関係してたのかもね」
「うん!ありがとう。これで、これからはむずむずしても普通に眠れるようになるよ!」
よかった。あたしだけじゃなくて横田くんの解決にもなったんだ。
恥ずかしい思いもしたけど…よかった。
それにしてもクラスメイトの1人エッチの報告を聞くなんて。
でも…一緒に実験に付き合ってくれて、共にむずむず病を解決した同志みたいな気がするから、まぁいいか!
コメント
1件
第4話読んだよ〜〜!!😭💕「むずむず病」の正体がまさかの…ってなって、あたしも顔から火が出るかと思ったわ!!!笑 でも横田くんが真面目に答えてくれるのが逆に尊すぎて…最後「同志みたい」ってなるの、なんか青春だなぁってじーんとしたよ🌸 二人で秘密共有してる感じがもう…推せる!!次も楽しみにしてるよ⋆♡