目移りする女

私は考えててなかった。

速攻、物を片付けて、余計な物をゴミ袋に入れた。

大家さんに連絡したら。

長く居たから。

敷金は取らない、

家具類を置いていきます。

良いの？…

はい。お世話になりました。

車に押し込んだ。

両親にも報せなかった。

隣の市に向かった。

不動産を探し、

部屋を借りた。

職も直ぐに採用された。

大きなモールの事務員、

若いのにサービス業が有利なのよ

結構です…

携帯電話に着信があった。

ランチタイムに出た。

お母さん？…

あなたいつの間に移ったのよ！お父さんも探してるのよ！

離れた。

妹元気そう？

美矢がいないからつまらないって、私も一人暮らししたいって言うのよ。

生活できるならさせたら？世の中の事を見るのも親からの孝行させたら。たまに連絡するね。

近藤さんから…

美矢～💦

切ってた私。

ランチタイムは同じ職員と

モールで食事出来るから。

何する？

牧田さんが

私。パスタ食べる。

広瀬さんは？

私。サンドイッチにミルクティー。

腹の足しにならないだろ…

え？課長。

まずい…

牧田～笑っ

唾飛ばさないでよ！～💦

アハハ笑っ

初めて観る顔ね広瀬さん笑っ

私達食べ終わり。

割り勘にした。

皆自炊してる彼女達。

行こうよ。亀仙人が唾飛ばされないうちに…

つまんねぇ…

桜庭？…広瀬美矢可愛いよな？…

25歳だろ？…一番若いのにしっかりしてるな。

私達は事務に戻り。

缶コーヒーを飲みながら。仕事を始めてた。

そんなのばかり飲んでたら良くないのよ。

社長夫人が見えた。

立ち上がり。

挨拶した私達。

あなた～

若い娘がいるならサービス業に移したら、

私の希望で入りました…

それなら無理強い出来ないわね。

はい～？

はじめまして。

梱包した。荷物係が訪ねてきた。

裏に業者が入るとこあるだろ。

課長は？…

ランチからまだ戻ってきてませんよ？…

油売ってるな…

各部門を訪ねてきた社長。

秘書。

この広いモールの中にカメラも付いてる。

私と牧田さんが案内した

大きなドアを開けたら。梱包された荷物係が

片付けてた。

車がオーライ！オーライ！

広瀬さん～💦

危ない！

一人の男性に受けとめられた。

きゃあ…

大丈夫か？…

頭を少しぶつけた…

木村？…いつまで彼女を抱きしめてる？…

すみません！…

いいえ…私がまだ慣れなくて…

牧田さんがお似合いのようね…先に行ったよ笑っ

待ってください！牧田さん～💦

ありがとうございました。

お疲れさまです…

可愛い子だな…

おい！木村？…

はい笑っ

笑うなって！降ろせ。