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〜💜side〜
💚『⋯俺たちもそろそろ時間だよ⋯。』
💛『⋯そうだな。』
💜『いつの間に⋯』
幼なじみと佐久間を見送って改めて世界を守らないとって考えていたら結構な時間が経っていたらしい⋯
俺たちも次はそれぞれで仕事がある。
💜『2人ともまた窮屈でごめんなんだけど⋯。』
レンくん『いえ、大丈夫ですよ。』
カイト『ありがとうございます。』
見つかったら騒ぎになってしまうから2人にはいつもみたいに俺のバッグの中に入ってもらう。
『すみません、少しよろしいですか?』
💛『はい?どうしました?』
次の現場に向かう為の準備を終えたところにさっきまで俺たちと話してくれていた警察の方が。
👮♀️『いえいえ、大した用 ではありません!差し入れと言ったらあれですけど皆さんで召し上がってください!』
と言って差し出してくれたのはクッキーが入っているバケットだ。
💜『美味しそう!』
💚『良いんですか?』
👮♀️『勿論です。なかなかお力になれずに本当に申し訳ない⋯💦』
💛『いえ、俺たちの事で皆さんにご迷惑をおかけしてしまってこちらこそ申し訳ありません。』
警察の方が頭を下げてこられて俺たちも慌てて頭を下げる。
ただでさえ色んな仕事があって忙しいはずなのに3人のこともずっと探してくださっていることに感謝だ⋯。
けど本当の3人の居場所は⋯。
警察の方が出て行って俺の手には渡してくださったクッキーが入ったバケットが⋯
これ次の現場に持っていくしかないか⋯。
それに佐久間たちはもう居ないし⋯。
💚『3人にはごめんだけど食べちゃう?』
💛『⋯勿体ないしな⋯。』
時間が経ったら美味しくなくなってしまうしせっかく頂いたんだから⋯
💜💛💚『頂きます⋯』
レンくん『待ってください‼️』
カイト『食べちゃダメです‼️』
💜『⋯え?』
口に入れる直前、レンくんとカイトくんの声が聞こえてきて俺は手を止めた。
けど⋯
💛💚『⋯⋯⋯⋯うっ!』
💜『照!?阿部ちゃん!?』
クッキーを食べてしまった照と阿部ちゃんが突然倒れてしまった。
💜『2人ともしっかりしろ!』
💛『⋯⋯⋯⋯っ⋯。』
💚『⋯ううっ⋯。』
俺が声をかけても2人は苦しそうに魘されているだけ⋯
💜『⋯とうなって⋯まさかこのクッキー⋯』
カイト『⋯ごめんなさい⋯気付くのが遅くなって⋯。』
レンくん『先程の警察の方も怪しかったんです⋯。』
⋯確かにさっきの警察は怪しい雰囲気が漂ってた⋯
⋯なんで気が付かなかったんだ⋯
ロイ『危ない危ない笑闇の気配を頑張って消したのに消しきれなかった笑』
💜『⋯⋯⋯⋯⋯⋯!』
レオン『⋯問題ない。これで残りは1人だけだ。』
💜『⋯お前ら⋯』
何処からか姿を見せたのはラウールとめめ⋯
康二と同じく闇の気配を満載に醸し出して⋯
やっぱり2人も闇に支配されている⋯。
💜『⋯俺1人だけだからってなめんなよ⋯。』
ロイ『僕はロイ!舐めてませんよ笑僕も本気で行かせて頂きます!』
レオン『⋯俺はレオン。貴方を倒して王子様を渡して頂きます。』
無邪気な可愛い笑顔を見せるロイって奴と静かなレオン。
正にラウールとめめじゃねーか。
2人そのものだから当たり前なんだけど⋯。
康二といい、ほんとに戦いにくい⋯。
レン『⋯ふっかさん⋯。』
💜『大丈夫、何とかするから。照と阿部ちゃんをお願い。』
心配そうにしているレンくんとカイトくんに苦しんでいる照と阿部ちゃんを任せる。
康二相手にあれだけ苦戦したんだからめめとラウールが一緒に襲ってきて俺1人でどこまで戦えるか分からない⋯。
💜『⋯行くぞ!』
でもやるしかない。
俺は覚悟を決めて戦い始めた。