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2件
フォローとコメント失礼します! マジで最高です!続き待ってます! お身体にお気を付けて!
👻🔪side
『えーっと…………』
『どなたでしょうか……??』
希望が絶望へ変わる感じがした
ようやく起きたと思ったら、やっぱり記憶を失っていた
(まあ、星導が宇宙にならなかっただけマシか…)
そんな言葉を頭の中で反芻する
『……?えっと??』
長い沈黙を破り、困惑した表情を浮かべる星導は俺達の気持ちが全く理解できていないようだ
「……あ、すまん……」
「俺は小柳ロウ、お前の“友人”だった」
🥷[!?]
💡[…!]
カゲツとライが目を丸くしてこっちを見てくる
(あぁ、こいつらは俺と星導が恋仲だったのを知ってるんだった)
『そうなんですね!よろしくお願いします!』
『“ロウさん”!』
聞き慣れない呼び名で俺を呼ぶ
そういえば、名前呼びされることってなかったな
素直に信じて少し態度が柔らかくなる星導をみて心の奥の方がぎゅっと痛む
「あぁ、よろしく」
🥷[僕は叢雲カゲツ!僕も友達!]
💡[俺は伊波ライ!俺も同じく友達〜!]
2人は察したようで、元気の無い俺を隠すかのように元気に自己紹介をした
“友達”という肩書を当たり前に背負って
『よろしくお願いします!』
『俺は……なんでしょう……か…』
自分の名前すら思い出せないのか、とさらに気持ちは底へ底へと落ちてゆく
「星導ショウ」
『え?』
「お前の名前、名前すら忘れてるのか?」
『あはは…そうみたいです…』
苦笑いを浮かべる星導は
少し、寂しそうな目をしていた
『俺、貴方達にとって大事な存在でしたか?』
何かを考えていると思ったら、意外な質問だった
恋人というワードが喉をつっかえる
(今は、出すべきじゃない)
「大事な友人だし、仕事仲間だったよ」
💡[そりゃ、もちろん]
🥷[まぁな]
俺に続くようにライとカゲツが短く、言葉を並べる
俺と違って迷いはないようだ
俺らの答えを聞いて喜ぶどころかさらに表情が暗く沈んでいく星導を見るのがつらかった
続く