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剣持「そう、なんですか……」





『ああああ!!そう暗くなられると気まずい』





『気にしないで!?まぁ多分前世の私が悪徳積んだんだよ!!!』





剣持「それは違うでしょ…w」






『よかった、笑ってくれて、』






『中身見ちゃったならさ~…私のやりたいことを叶える手伝いしてくれないかな…、、、』






『全部きっと私一人じゃむりなの、』






剣持「いいですよ」






目立つのが嫌いで、人と関わるのが面倒くさくて、自分のことしか考えてなくて、でも人にはよく思われたくて外面だけ良くして来た“腹黒い”僕が、だ






後先を考えず“いいですよ”なんて間髪入れず答えてしまった





なぜ??可哀想だと思ったから?同情?





違う。僕は彼女にどうしようもなく惹かれた





彼女が今世めいいっぱい楽しめればいいと思った





ただそれだけだった






人に対して“幸せになって欲しい”などと幸福を祈ったことなどなかった






『うそ!!やった!』






満面の笑みでピースを僕に向けて笑う君






僕に出来るなら何でも、






剣持「なんでもするよ」






次の日早速その言葉を後悔することになる






  • * * * * ꒰ ♡ ꒱ - - - - -





母「あら刀也ったら!!女の子が迎えに来てるわよ!」






噂好きの母が目を細めて僕を呼ぶ





剣持「は…?


……!もしかして」







『おはよ~!!剣持くん』






剣持「……絢世、さん、」






母「絢世ちゃん!苗字かしら?」






『はい!絢世 萌音と申します』






母「礼儀正しくていい子じゃないの~!」





父「なんだ騒がしいな」





母「女の子がとうやを迎えに来てるのよっ!」





父「やるな~」





心底どうでもよさそうな顔をしてリビングへと戻っていく父






『剣持くん行こっか』






剣持「…はい」





  • * * * * ꒰ ♡ ꒱ - - - - -





『ねぇびっくりした?w』






剣持「しましたよ、するに決まってるでしょ」






剣持「こーゆーのは事前に…てか何でも家知ってるんですか」






『秘密♡』





剣持(天真爛漫すぎる……、、、)

大人になっても忘れられない恋をしよう。

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コメント

2

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いっつも冷たい剣持が優しい、!!! ギャップ萌えだ、!!!!

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