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あぁぁぁぁぁぁぁ最高でした(泣)☆ ストーリー性も大好きだし太宰さんが愛してるって言った後の日付が4月29日なの大好きですッッ!最初から最後まで、尊いし最高だし神かなんかですか??、本当に神作ありがとうございました、!!!
太宰へ
之を手前が読んでるッつー事は、
俺はもう死んでるンだろうな。
勝手に死んで、直也だけ残して、ごめん。
迷惑掛けるよな、本当に。
一応云うが、気に病むなよ?
別に、手前の所為じゃねェよ。
あの日、手前は俺に、好き、とか、愛してる、
とか云ッたよな、
今になッたら、其れが本当かは判んねェけど…
俺、嫌、とかいいつつ、
好きッて云われたのは本当は嬉しかッた。
…多分、俺は手前が好きだッたんだろうな、
あの後とかも、ずッと避けてごめんな、
なんて声かけたら良いかも判らなかッたんだ。
ほんの少しだけ、怖かッたのもある。
気色悪ィ、とか云われないか、
捨てられないかが怖かッた。
…手前が居なくなッたあの日、
俺は嬉しい筈だッたんだ。
それなのに、出て来るのは涙だけで、
同仕様もなく、寂しくなッたんだ。
情けねェよな、俺。
之を読んで、気色悪ィとか思ッたら、
破り捨ててくれて構わねェ。
ただ、本当に之だけは云わせてくれ。
あの日の手前が、
何を思ッて俺を抱いたかは判んねェし、
ただただ性欲処理の相手だッたかもしれねェ。
それでも、直也と出会わせて、ありがとう。
そンな事云いつつ、直也だけ残してごめんな、
之だけは云える、俺は幸せだッたよ。
ただただ、俺が限界になッただけなんだ、
直也にも迷惑掛けたよな、
1回、叩いちまッた…
…………あァ、駄目だな、
こんな事書きながらまた泣いちまう…
内容もぐちゃぐちゃだな、
読みにくい…
でも、最期に、太宰。
…今まで、ごめんな、
大好きだ。
もう遅いかもしれねェけど、
之だけは云える。
今まで云えなくてごめん。
愛してる。
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中原中也。
此の手紙は、何処か滲んでいた。
君が、泣きながら書いた証拠だろう。
しかも、私の誕生日…
本当、どこまでも君は優しい。
最低だ、
とか書いてあるものだと思ッてたけど、
そんな事はなかッた。
………愛してる、か…
ねェ中也、私は、本当に、
心の底から君を愛してるよ
それは、此の先ずッと変わらない。
あの時の其れも、嘘じゃない。
………君が残した、コレ…
私の写真と、直也の写真の入ッた
ロケットペンダント…か。
じゃァ、私は私の写真の代わりに、
君の写真を入れよう。
大切に、大切に、付けておくよ。
此のペンダントは、3枚写真が入る。
………若し、直也が、私をお父さん、
と呼んでくれたら、
………其の日、
私は私の写真も此処に入れよう。
あァ、時間だ、
其れじゃァ、中也。
『愛してる。』
ーーーーー4/29
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はい、以上となります。
指がつかれました…
はい、すいません………
♡、ありがとう御座いました!
これで、めでたく完結です(は?
はい、以上!