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「あたくしがプロ時代は、雑誌の表紙にならないかって、引っ張りだこでしたのよ。でも有る雑誌が一番男性の富豪が多いって言われて。それで専属になりました。死んだ黒木と会ったのも、彼は熱心に手紙をくれて、後妻で良かったら来てくれって言われたのよ。」田貫坂とフルタはため息ものだった。死んだ黒木氏は夫人よりも三十才は上で有る。「中でも、彼が気に入った写真が、水族館の水槽の中で、あたくしがオールヌードでヨガをやっているものだったわ…斬新でイイって!」二人は呆然とし、さすがの鈍感なフルタでさえ、「凡人とは違いますねえ…」と言った。