テラーノベル
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初投稿です
だいぶ緊張してますわ、、、
こういうの初めてなのでどうかお手柔らかに、、、
癖を詰め込んだ産物です
⚠️同棲してるすおさく お互い名前呼び 拗れます
朝、桜遥は彼と同じベットで目を覚ます。だが起きる時間は違う。昨夜は夜遅くまで彼の残業が続き、帰ってきた頃にはちょうど日が変わる頃。その時桜は寝ていたのでわからないがいろいろ大変だったのだろう。頑張った彼を労るようにサラサラと指通りのいい髪を撫でる。そしていつも通りの朝が始まる。
桜が蘇枋より30分ほど速く起床し、朝早くに出ていく蘇枋のために弁当を用意する。普段の体調や、栄養の配分を考えて材料を決め、調理していく。今日はオムライス。卵をフライパンに薄く張り、その上に作っておいたオムライス用のライスを投下する。投下したらすぐにご飯を卵で閉じるようにヘラを動かし、失敗しないように丁寧にライスを卵で閉じていく。料理がまだ慣れていなかった頃は卵の表面を焦がしたり、うまく包めなくてぐちゃぐちゃになってしまったり紆余曲折あったが、料理をする回数を重ねていくうちに慣れてきて、今ではほとんど失敗せずに綺麗に包めるようになったと思う。成功したオムライスと少量の野菜を添えて見栄えよく弁当に詰め込む。すると背中から何か重たいものがもたれかかり桜の腹筋らへんに腕が回されるのがわかる。すると肩口にぐりぐりと頭を押しつけられる。そんな寝起きの彼を労りつつ、朝の挨拶をする。
「ん…おはよ、はやと」
「うん……おはよう、はるか…」
眠たそうに舌足らずな声で桜の名前を呼んでおはようという。一通り弁当の用意ができたら次は朝ごはんを作る_____つもりだったがまず先にこの寝坊助の面倒を見るべきだろう。
「ほら、顔洗って眠気覚ましとけ。酷い顔だぞ」
「ん〜、遥くんがやってよ〜……」
甘える彼の柔らかな髪を撫でてから、ホールドされていた蘇枋の腕を解いて、背中を押して洗面台まで向かわせる。眠気眼の彼を洗面台まで送りつけて顔を洗うのを見届けてから自身はキッチンへと戻る。
朝ごはんの用意、スーツのアイロンがけ、洗濯を畳むなど朝やらなければいけないが家事がまだたんまりと残っている。まずは自身と、彼の分、二人の朝食を作ることにしよう。
二人で朝の食卓を囲む。桜が作った朝食を食べながらテレビへ視線を移す自身の恋人をチラリと盗み見る。
黒い眼帯に赤い珊瑚の玉と金糸で作られたタッセルのピアス、驚くほど整った端正な顔。眼帯やタッセルピアスからも怪しさが醸しでているが不思議と調和し、ミステリアスなところがかっこいいとは本人には恥ずかしくて言えない。先ほどの寝起きのへろへろした彼はどこへ行ったのか、今はいつも通りの何を考えているかわからない無駄に凛々しい顔でテレビを睨んでいる。どんな表情も様になるんだな、とかぼんやり思っていたら急に蘇枋に話しかけられた。
「ねぇ、遥君、最近男性を中心に狙った性的な事件が多いんだって。ここから思ったより近い……って聞いてる?」
「あっ、ああ……」
蘇枋の横顔に目を奪われてぼーっとしていたとは言えない。桜は誤魔化すように視線を彷徨わせる。少し不審に思っただろうがうまく受け流してくれた。
「だから、最近男性も路上で急に襲われることもよくあるらしいから気をつけてねって」
「?、俺を襲う奴なんていないだろ。こんなナリだぜ」
白黒の髪に左右で違う黄色と黒のオッドアイ。こんな奇妙で奇抜な姿に興奮して襲ってくる奴なんて……蘇枋ぐらいしかいないだろう。
自身を嘲笑うように言葉を吐き出す。小さい頃負わされれた傷は簡単には癒えてくれない。これを自己肯定感が低いというらしい。自分ではよくわからないが。桜の煩わしい元凶である白の髪をぐしゃりと掴みながら自然と視線が下を向く。すると目の前に蘇枋の両手が伸びてきた。
びっくりして思わず身構えた瞬間、蘇枋が桜の両頬を掴んで沈んでいた視線を上げさせる。
すると蘇枋は桜に顔を近づけ、額をコツンと合わせる。
驚いて白髪を掴んでいた手は解かれて髪がさらりと落ちた。
「こら、そんなことないっていつも言ってるでしょ。俺の大好きな遥くんを侮辱しないで」
「…‥ごめん」
それを聞いてニコッとした蘇枋は桜の唇に自身の唇を寄せ、触れるだけのキスをする。
そのまま桜の両頬から手を離し、乱れてしまった桜の髪を整える。
「今言いたかったのは、気をつけてねってだけだよ。最近物騒だからね」
「ん……」
手で髪を丁寧に梳かれ、ついでに頭を優しく撫でられる。その手がとても温かくてぽかぽかの陽だまりのようで、荒ぶった心も少しずつ落ち着いた。
「ありがと……はやと……」
「……うん」
◇◇◇◇◇
蘇枋が家を出る時間。やっぱりこの時間はなんとなく寂しくて、いつも、ただ漠然と不安になる。蘇枋は表情からそれを読み取ったのか眉を下げて近づいてくる。
「行ってくるね」
そう言って白銀のリングが嵌められた桜の薬指に優しく唇で触れる。そんな蘇枋にひどく安心してしまっている自分がいた。
口付けが終わると桜から離れ、玄関のドアに手をかけてフリフリを手を振る。
「ん……行ってらっしゃい」
桜も小っ恥ずかしいため少しだが恥ずかしさを抑え込んで小さく手を振る。
それに満足したのか、満面の笑みを浮かべながら仕事に向かった。
朝弱い蘇枋くんに夢を見てます
可愛いよね💕
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