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👾「パパー!!」
🍼「うー」
🧣「うん、待って〜」
🎀「弟一号!パパ1人しかいないんだからね!!!」
👾「イエスボス」 🍼「う」
🧣「ありがとうね、咲鬼ちゃん」
今日は、子供3人を連れて遊びにきていた。荊棘は京都の実家の方にいるので、しばらくっていない。寂しい思いもさせているので、遊びにでたのだ。子供達はショッピングに興じたかったらしい。前日からたのしそうに話してくれた
🎀「パパは何もないの?」
🧣「うん、大丈夫かな…」
「い、飯綱くーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!」
🧣「…」
🎀「セラコンの声…?」
👾「どうしたんだろ…」
🧣「セラコン??」
🎀「セーラーコンプレックス」
👾「略してセラコン!」
🍼「うーー!!」
🧣「へ、へぇ…」
突如どこからかは分からないが自分を大きな声で呼ぶ親友。子供達のセラコンなる単語に思考は持ってかれた。まさかこんな言われようをしていたとは思わなかったが
🧣「…ちょっと、見に行ってきていいかな?」
🎀「ここで待ってるね!!」
🧣「頼んでいいかな?」
🎀「お姉さんに任せなさい!!」
🧣「頼もしいね。それじゃ、3分くらいで戻るよ! 」
子供達は自分よりしっかりしている自覚がある飯綱。足し算引き算ももうできるし、物も壊さない。荊棘の遺伝子が入っているからだろう。天才すぎる我が子と出来すぎた妻に何も文句のない飯綱だった
🎀「よし、つけるわよ」
👾「らじゃ」
🍼「あう」
しかし、面白そうな方へ身体や意識がむくあたり飯綱の子であった
☀️「くぅ…」
🧤「おい、どーする入道!!!!!」
👀「俺に聞くな?!」
そこには、大勢のチンピラに囲まれた泥田と入道、そして蹴られまくっておいる晴明がいた。泥田も入道も、ここまで多いとどうしようもない。晴明も、囲まれてしまっては入道達を巻き込むので退魔の力が使えずにいた
「ははっっっやっぱ助けなんてこねーな〜?」
☀️「い、飯綱くんは、強いんだぞ!!!!!」
「強くても…こなきゃただのボンクラだろっっっっっ」
大きく足を引き、思いっきり晴明を目掛け蹴りをいれた…はずだった
🧣「こなかったらな?」
☀️「い、飯綱くん…!」
🧣「おう晴明。どうした」
☀️「絡まれた〜」
🧣「不幸体質…」
「てめっっ、どっから!」
🧣「…下から上?」
「「…?」」
チンピラの足は飯綱の足によって止められていた。囲んでいたはずなのに、 誰も気づくことなくその場に現れた飯綱に、チンピラ達は驚きを隠せていない。下から上、というのは、エレベーターで下から上がってきたが、一階分高かったので仕切りを飛び越えて上から飛び降りた、ということである。しかし、そんなことを説明する暇もない
🧣「さて、俺も今日はのんびり過ごしたいんでな。失せろ」
☀️「い、飯綱くん…それじゃ絶対…」
「はーいはーい〜かえりま〜すよ〜」
☀️「え」
「なんてなると思ったか?!」
🧣「っ」
☀️「飯綱くん!!!!!」
🧤👀「秦中!!!!!」
案の定、チンピラは潔く帰るわけもなく、飯綱を殴った。飯綱はただ黙っているだけだった
「ほら…もーいっぱーつ!!」
「調子コキ罪でサンドバックの刑…なっっ!!!!!」
🧣「…シュッッッドゴッッ」
「ぐ…?」
バタッ
チンピラその1がもう1発と振りかぶってきたが、飯綱はそれを避けると死角から強烈なアッパーを入れた。チンピラその1は何をされたのかも分からないまま気を失った
🧣「プッッ…おら。コレで互いに1発ずつ。俺が大人の対応してやってるうちに失せろ」
口の中が切れたらしい。血を吐き捨てると、不機嫌を隠すこともせずに言い放った。もう1発入れているので大人の対応と言っていいのかは分からないが、言外にこれ以上やるならこうなるぞとばかりの目で見据えられる
「舐めやがって…!おら、ぶっつ伏せ!!!!!」
🧣「はぁ…晴明。入道達と下がってろ」
☀️「ラジャ!」
👀「おい…よかったのか?あれは流石に…」
☀️「大丈夫。飯綱くん強いから」
🎀「そうよ。お父さんは鬼妖怪にも負けないんだから!!!!!」
👾「頭は最底辺だけど、喧嘩は頂点だよ!!」
☀️「そうだよ!飯綱くんはバカだけど…って咲鬼ちゃん?!加前くん?!」
🍼「うー」
☀️「あ、太一くん」
👀「晴明…」
🧤「お前…ロリコン、ショタコンまで持ってんのか…」
☀️「違うよ?!飯綱くんのお子さん!!!!!」
👀「んなことより隠せ!!教育的に…」
🎀「いつもの休日よ?」
👀🧤☀️「いつもの休日?!」
こうして、飯綱の前にはチンピラの死体の山が出来上がった。晴明がショッピングにきたのは金がなく食べるものがなかったので匂いで腹を満たそうとしたらしい。こんなクソみたいな理由があるだろうか。断言しよう。ない。晴明もチンピラの山に追加され、チンピラ達の死体の山の処分に困った飯綱は学園長を呼び出した。学園長はやりすぎだバカ!!!!!と非常にも子供達の前で土下座をする父親の姿を見せた。学園長も気づいたのか慌てて飯綱をたたせた。声をかけると、お疲れ様です、ボス!!!!!という謎の掛け声があった。飯綱の家庭事情が気になる入道と泥田だった