恋人が浮気をしていた。
彼は「ごめん」とただひたすらに頭を下げているが私にはどうすることもできなかった。
ただただ悪い夢だ、と思うしかなくて、
浮気なんて、そんなことをされたら貴方を心の底から純粋に愛していた私が馬鹿みたいじゃないか。
しかしそんな屑だと思っていながらも彼のことをまだ好きという気持ちは心の片隅に存在していた。
まだ貴方と私の二人きりの時を過ごしていたかった。
結局貴方とは別れることになった。
今更私が貴方に声を掛けようが貴方の瞳に「私」なんてものは存在しなくて、だけど彼女を見つめる貴方は幸せそうで、やっぱり、別れなければ良かったな。なんて後悔する。
d!さんのつもりで書きました。
なんて後味の悪い小説だ。
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