最初のEND

あの、主様

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俺、主様と……

どうしたの？ハウレス

いいえ。なんでもありません。失礼いたしました

うん…？

なんだか最近ハウレスの様子がおかしい

何でかな…私、何かした？

思い当たること……

あっ！

バナナマフィン食べちゃったからかな……絶対そうじゃん……！！

私はハウレスのために次の日ロノに頼んで一緒にバナナマフィンを作ることにした。

主様が作ったバナナマフィンなんて絶っっ対ハウレス喜びますよ！

んふふ、そうかな

ハウレスの嬉しそうな顔が頭に浮かぶ

ああ、かわいいな…

ん？私今なんか

いいや、そんなこと思わない。思いたくない

これが二回目だから

またハウレスに、、

、、

次の日、ハウレスにバナナマフィンをプレゼントした

ハウレス、ごめんね。前バナナマフィン食べちゃって。

え？急にどうしたんですか？主様

いいや、思い出しちゃったから！

自分勝手でごめんね

いいえ。俺凄く嬉しいです。

主様が作ってくれたマフィン！

そう？嬉しいなぁ…

ああ、好きだなって思う。

前世私が死んだ理由

執事に殺された

天使の私が執事に恋をしてしまった

ハウレス　クリフォードという男に

なんでだろう。なんで近づいてしまったんだろう

私は天使だったのに

なんで私は今主様としてここにいるの？

分からない。

分かりたくない

でも

前みたいに苦しい思いをしなくていい

ハウレスとずっと一緒にいれる

なんて素晴らしいんだろう、

なんて悲しいんだろう

私はずっと、このことを隠して、、

そんなの無理だな

疲れたな

また今度、ハウレスに話そう

また今度……

主様。あの……

主様の前世が、、

天、、、、、、使だったということが分かったのですが、、、

まさかあの……

……

俺がこの手で殺した、

すみません、でし…た……。

でも、今この時、貴方様に出会えたこと。

素晴らしいことだと思います

前世の記憶なんて

捨ててしまいましょう

俺と主様はずっと一緒です

離しません。

死ぬまで一生愛してみせます。