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はいどーもみなさんこんにゃーちゃ!幸生創です

今回から日帝くんの過去編になると言う事で、注意事項を載せることにします。何か嫌な点が1つでも当てはまった場合はこの作品を読む事を推奨しません。


⚠️注意⚠️

・江戸さんが絡む内容になるまで史実では無いです。全て私の妄想から生まれた話ですので、何処か可笑しい所があってもお許し下さい。

・日帝くんの精神がだいぶズタボロにされる内容もその内入ってきます。

・戦争賛美や自殺、自傷行為を推奨するような意図はございません。

・割とゴミ屑が沢山出てきます。おそらくイライラするかと思われます。

・日帝くんの過去を酷くしたらついでに海と空くんも酷いことになってますが、この作品では詳しく書かれません。その内書きます。きっと。

・マジで本当に今言った中で1つでも嫌な物が当てはまってた場合は見ない方がいいと思います。


それでも俺は、私は、この作品を見たいんだ!!!

っていう人だけこの続きを見てください。

それでは、本編へどうぞ↓































日帝「…それでは、僕の過去について…悩みについて、話しますね」










(過去)日帝side


江戸の中期頃、僕は海さんと空さんとお母さんと、3人で暮らしていました。

貧しい…とまでは言いませんが、割と酷い状況下だったのは確かです。そして、そんな状況下で1番恐ろしかった事は、母の存在です。

母は、まだ4歳の家事を覚えたての僕を役立ずだと罵り、よく暴力を振るってきていました。そんな時によく助けてくれてたのは、海さんでした。助けられる度に、申し訳ない気持ちと、安心した気持ち、そして尊敬する気持ちが交差していました。

海さんと比べれば、僕は簡単な家事も出来ない無能だったし、その事でよく怒られてました。でも、その事で海さんの事を恨んだ事は1度もありませんでした。だって、唯一の自分の頼る相手であり、いつも助けてくれる、言わばヒーローだったんです。

空さんは、僕の大切な弟としてよく、安心させようと抱きつきあってましたね。母さんが急に怒った時には、一目散に僕へ助けを求めてきてました。僕は、兄として、年上として、空さんを安心させれるように精一杯頑張ってきました。

…そんなある日…



日帝「…?いない…」

日帝「お兄ちゃん…?空…どこ…?」

母「…はぁ〜…」

日帝「ぁ、…あ、あの…」

母「…なにさ?」

日帝「お兄ちゃんと空はどこ…ですか?」

母「あぁ、その2人ならさっき捨てて来たよ」

日帝「ぇッ…?…な、なんで…」

母「海はいつも私に突っかかってきてたし、空はロクに簡単な家事すらできなくてアンタ以下だったからね」

母「それに、2人を捨てたら私の食べる分だって増えるしね」

日帝「そんな…ッ!」

母「…アンタまで口答えするのかい!?」ガッ

日帝「ぃ”ッッ…!か、髪引っ張らないで…ッ!」

母「私に指図するんじゃないよ!クソガキが!!」バッ

日帝「ゲホッッ、っ、う”…ご、ごめんなさッ、ぃ…」



海さんと空さんは母さんに一緒に捨てられて、僕は独りぼっちになった気分でした。その上、海さんがいなくなった事により、僕に対しての暴力がどんどん酷くなって言ったように感じます。

ある日は蹴られ、ある日は殴られ、ある日は首を絞められ…兎に角散々な毎日でした。

そんなこんなで、2年経ったある日、僕もとうとう捨てられてしまいました。…いや、”捨てられた”と言うより、”売られた”と言う表現の方が近いでしょうか…。6歳になった僕は、今で言う…孤児院…でしょうか?…まぁ、それらしき場所に売られました。

其処での生活は、僕を1番苦しめてる原因ですね…。


…つまり、僕の悩みや闇は、ここが根源となっています。


その場所で最初に教えられた事は、『大人の言う事には逆らうな』という事でした。当時の僕は、大人に対しての逆らい方を知らなかったので、理解せざるを得ませんでした。…ここで拒否していたり、暴れたりしていれば、僕はもっとトラウマとかが無かったのかもしれません。































(乙女ゲー)日帝side

…何とか重い足を引っ張って、自分の部屋に戻った。…今でも主人公に対しての怒りが止まない。早く止めないといけないのにな…。

初対面の俺でもあれだけ傷つき、怒りが芽生えたんだ。きっと、元々ここの世界に居た俺は、相当病んだんだろうな…。

???「…」コンコン


…?ノック音?…誰だ…?


日帝「…どうぞ」

ガチャ

パラオ「…」チラ

日帝(パラオ…?)

日帝「…パラオじゃないか。どうしたんだ?」

パラオ「…ナイチ、大丈夫…?」

日帝「…大丈夫って…何がだ?俺はいつでも元気だぞ?(大嘘)」

パラオ「…謎の声の人から聞いたよ。ナイチはこの世界のナイチじゃないんでしょ?…この世界、みんなナイチの事嫌いって言ってるから…全然慣れてなくて、悲しくなってないかなって思ったんだけど…」

日帝「…どの世界でも、パラオは良い子だな。…漸く安心できたよ。心配させてごめんな。」ナデナデ

パラオ「…少しでもナイチの緊張が解けたなら良かった!」ニコッ

日帝「…それで、どうしてその謎の声がパラオにこの事を話したんだ?」

パラオ「えっと…確か、僕がサポートキャラだからって言われたよ!」

パラオ「本当は主人公ちゃんのサポート役らしいんだけど…僕だけはナイチの味方でいてあげてって言われたんだ!」

日帝「サポートキャラ…成程な。」

パラオ「ぼ、僕、ずっとナイチの味方でいるからね!ナイチが辛い時は、ずっと傍にいてあげる!」

パラオ「あの時、僕の事を…僕の国の事を助けてくれたみたいに、僕もナイチを助けるから…!!」

日帝「…ふふ、…そんなに必死にならなくても、お前の気持ちはもう十分伝わっているよ。…ごめんな。」

パラオ「…ね、ごめんじゃなくて、ありがとうって言って?」

日帝「?…急にどうしたんだ?」

パラオ「ナイチ、さっきから謝ってばっかじゃん。…僕が聞きたいのは、そんな言葉じゃないんだけど…」

日帝「…!」



…嗚呼、いつの間にこの子は、こんなにたくましく、優しい子になったんだろうか。あの時とは大違いだ。俺が救う言うより、逆に救われてるじゃないか。


日帝「…ありがとう、パラオ」

パラオ「…!うん!」
































✂——————–✄

4話目にして闇を話す事になるとは思いもよりませんでした。

今回のお話が短くてすみません…。先に聞きたいことがあったのに、前回書いていなくて早く出そうと思いこうなりました。

今回から日帝くんの過去を話してくれていますが、次から1話丸々全部乙女ゲーの方の視点、元の世界の視点、と分けていこうと思います。

そこでなんですが、皆さんは乙女ゲーの方の日帝くんの方か、元の世界の過去を話している日帝くん、どっちのお話から読みたいですか?

良ければコメント欄で言ってくださると幸いです。投票、よろしくお願いします。長々と本編では無い事を書いて申し訳ありません。この小説を読んでいただきありがとうございました。次回もお楽しみ下さい。


それでは、ばいにゃーちゃ!

俺に恋愛ゲームは向いてない!!!!

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