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優雅「あのな…彼女と別れたんよ、」
……は?
え、ちょっと待ってちょっと待って。
どういうこと?
私 「へぇ、あんた彼女おったんや」
優雅「意外で悪かったな」
…学校が違うだけで、こんなことも知らないなんてな、
聞きたくないけど、聞いてあげなきゃ。
これは全部、優雅のため…だから…。
私 「それで?」
優雅「…うん。付き合ったのは向こうが告白してきてくれたからでね。3ヶ月ってとこかな。フラれちゃった」
私 「理由は聞いたん?」
優雅「なんか俺に不満を持ってたみたいで、あっちの友達に相談してたんだって。なんの不満かは教えてくれなかったけど俺が不快な思いさせてたみたい」
はぁ?意味わかんない。
その女今すぐここに連れて来いや。
殴り殺すから。
…とでも言いたいところだけど、一旦抑えよ。
私 「ほー。んで、あんたも別れることを
すんなり認めちゃったんだ」
優雅「…だって、向こうを困らせたくないし」
…こういう所で優しさを出すもんじゃないんだけどねぇ。
まぁ昔からこういう奴だからな。
私 「んで、あんたはどうしたいの?」
こんなこと聞きたくないけど。
このテンションのままの優雅じゃ嫌だもん。
しょうがない。
優雅「…どうしたいって、」
私 「未練ゼロなのね?別れることについては
ちゃんと納得したんだね?」
優雅「…ゼロじゃないし、してない、。」
そんなことだろうと思った。
私 「大事なのは、あんたがどうしたいか。
誰かに助け求めたって、あんた自身がど
うしたいのか決めないと、一生このまま
だよ?」
優雅「うっ…」
やれやれ。
意味わからんところで優しさが出るんだから。
私 「んで、どうなの?」