オレのヒーローアカデミア
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相澤 「…で、話はなんだ。」
勝莎 「…俺、信じてもらえねェかもしんねェけど、って、あれ…」
相澤 「…いいぞ。そのまんまで。」
勝莎 「…おう。でよ、俺…天界からこっち来たんだ」
ーー???
勝己 「ここ、どこだ…って、白髪ィ!?」
勝己 「オイ、はよ現世行かせろやァ。」
神様 「…担任の先生に言う前に1つ確認しときたいことがあってね。」
神様 「 個性 の事さ。」
勝己 「ああ、個性かァ。そこ、俺も気になってたぜェ。」
神様 「勝己こと勝莎の個性は 爆破 & 炎 。個性名は 焔爆(えんばく)だ。覚えてほしい。」
勝己 「分かった。」
神様 「…無事でいろよ。」
勝己 「…おう。」
相澤 「天界からやってきた…?」
勝莎 「…おう。信じて貰えねえかもだけどさっきの個性も神様に伝えられてなかったからだ。」
相澤 「…そういう事か。おかしいと思ってたんだ。自己紹介の時から」
勝莎 「バレてたンか…」
相澤 「意外と大人は聞いてるんだ。」
相澤 「…で、何の目的で現世に来てる。」
勝莎 「…ダチの為だ。」
相澤 「……」
勝莎 「俺に幼なじみがいンだ。」
勝莎 「なんだけどよォ、アイツ、俺の為にヴィランになってンだ。」
相澤 「…!?」
勝莎 「中学生の頃、俺はドロッドロのヴィランに攻撃されて死んだ。」
勝莎 「だからかはわかんねェ。あいつ、バカなことしたんだ。あいつはオールマイトが好きだった。何をしてもオールマイト オールマイト。いっつも俺の後ろにいて、カードまで買った。ヒーローのことメモして、ヒーローの事言ったら口うるさくて、そういうとこがオレは嫌だった。」
相澤 「……」
勝莎 「中学の頃、出久をいじめた。多分俺はあいつの事が先にいる気がして嫌だったんだろうな。だから俺はいじめた。いじめて、そいつのノート爆破して、爆破してた。」
勝莎 「…俺が死ぬって思った瞬間、俺の分身みてェなのがいたんだ。確か、ダイナマイトってヤツ。そいつによォ、」
ーーー中学生時代
ベトベト 「今からこいつはしぬ…!!ごめんなァ、殺してェ!!!」
勝己 「くっそ……」
やべ…意識が……
ーーー???
ボォッ💥
勝己 「うおっ……んだ、ここ…」
?? 「…急でごめんなァ。」
?? 「俺の名前は 爆豪勝己 。お前の大人の姿の俺だ。」
勝己 「…オレ…か?」
爆豪 「…おう、てめェだ。」
爆豪 「テメェは今1番してはならねェ事をしたな。」
勝己 「んだそれ…」
爆豪 「 いじめ だ。ヒーローになりたい者が1番してはならないものが。」
勝己 「……」
爆豪 「ヒーローになりたい者を否定し、ヒーローをメモ取ってるやつのノートを奪い、爆破し捨てる。」
爆豪 「その行動に神様が怒り、お前を殺したんだ。」
勝己 「…」
爆豪 「…幼なじみにこれを伝えたらどうなンだろうなァ…」
勝己 「……」
爆豪 「…いじめたヤツにどうなって欲しい」
勝己 「…いじめたヤツ…か。」
出久 「かっちゃん!!」
勝己 「…幸せになってほしい。」
爆豪 「…そうか。なら俺が他の人になりすまして、そいつに話してやる。」
勝己 「おう。ありがとう。」
ーーー
勝莎 「せっかく言ってもらったのに、なんだよこんな羽目って、、!!」
相澤 「……」
相澤 「お前の目的は何だ。」
勝莎 「俺の目的は…アイツを……救いてェ。また元気に かっちゃん ってよ、俺の仏壇の前で呼んでほしい。ただそれだけだよ。」
相澤 「…そうか。」
そうかと返事をする相澤先生は少し泣いているようにオレは見えた。
だよな…信じられねェ事だよな。
相澤 「…じゃあ、個性チェックの時はどうする?」
勝莎 「全力で勝ちに行く。」
相澤 「ほーん… たのしみにしてるよ。」
勝莎 「おう、楽しみにしとけ。」
コメント
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Tuzukiくだすぁい