TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

白い顔

一覧ページ

「白い顔」のメインビジュアル

白い顔

1 - 第1話

♥

109

2022年09月04日

シェアするシェアする
報告する

こんちわ!

怖い話です!長いです⚠️

(白い顔)です ではどうぞ!



𝑠𝑡𝑎𝑟𝑡↓↓↓
















「ねぇねぇ、きいてきいて。わたし、昨日から一人暮らし始めたの!」

学校からの帰り道。胸をはってはしゃぐ私に、

明美 両親が旅行に行って、置いてかれただけでしょ𐤔𐤔𐤔

明美がつめたい声で言った。私は口をとがらせて

「置いてかれた訳じゃないわよ!気を利かせて、二人っきりにしてあげたの!」

と言い返した

父が勤続二十年のご褒美として、会社から休暇と旅行券を貰ったので、結婚15周年の記念もかねて、夫婦2人で1泊2日の旅行に出かけているのだ

「もう中学生になったんだから、大丈夫」

と主張して、憧れの一人暮らしをかちとったのだった。


明美 「だけど、気おつけなよ」

明美がわざと深刻そうな顔をつくって口を開いた

明美 「こんな話もあるからね━━━



ある女子大生が、アパートで一人暮らしを始める事になって、友達に引越しを手伝ってもらった。

引越しが終わって、部屋で飲み会かま始まり、

最後に皆で記念写真を撮って解散したんだけど

その翌日、彼女は引越ししたばかりの部屋で、

首をつって死んでるところを発見された

動機は不明だけど、部屋には中から鍵がかかっていたことから、彼女の死は自殺として処理された。

そのお葬式の帰り道…「ねぇねぇ知ってる?」

引越しを手伝った友達の1人が、アパートの近所の人から聞いたんだけど、と前置きをして、こんな事を言い出した。

「あの部屋、前に住んでた人も、首をつって死んだんだって」

それから数日後、飲み会の後に撮った写真を現像してみると、




明美 「カメラに向かってポーズをとるみんなの後ろで、細く空いた押入れの隙間から、白い顔がこちらをじっとうかがってたんだって…」

「それって、もしかして……」

前に住んでて自殺した人の霊が、女子大生にとりついて自殺させたんじゃ…と言おうとしたところで、交差点に到着して、明美が私に手を振った。

「それじゃあ、また明日ね」

手を振り返して明美の後ろ姿を見送りながら、私はため息をついた。楽しみだった一人暮らしが、急に不安になったのだ。


私が住んでいるマンションは、築15年くらいなんだけど、私達が引っ越してきたのは去年のことで、その前にどんな人が住んでいたかなんて今まで興味もなかったし、聞いたこともなかった。

まあ、流石に首つりがあったなんてことはないと思うけど…

マンションに帰って、お母さんが作り置きしてくれたカレーを温め直して食べながらも、1度頭にしみついた不安は、なかなか消えてくれなかった。


結局、寝室に行くのも怖くなった私は、居間でテレビをつけっぱなしにすると、電気を消してそのままソファーの上で毛布にくるまった。


ドン…..ドン、ドン…..

いつの間にか眠ってしまった私は、激しく壁を叩くような音に目を覚ました。体を起こして、目を擦りながらテレビ画面の時刻表示を見ると夜中の午前3時だ。

体が冷えていたので、自分の部屋に戻ることにして、リモコンに手を伸ばしてテレビを消すとゆっくりと立ち上がる。

大きなあくびをしながらリビングを出ていこうとした私は、体中の毛がさかだつのを感じた。心臓のこどうが直接耳に届いて、うるさいくらいに鳴り響く。

リビングのドアの横には大きな姿鏡が置いてあるんだけど、その表面に、白い顔がぼんやりと浮かんでいるのが目に入ったのだ。

鏡はちょうど、ベランダに面した大きな窓ガラスと向かい合って居るんだけど、ここは十階でそんなところに人がいるわけがない。

私はまるでロボットみたいにギクシャクと腕を持ち上げてドアを開けると、頭の後ろに張り付くような視線を感じながら、なんとか振り抜かずにリビングを出た。そして、自分の部屋に入ってベッドに潜り込むと、


(いまのは夢、いまのは夢…….)

と自分に言い聞かせながら、毛布を頭から被って、ギュッと目を閉じた。





次の日、学校に着いた私は、早速明美に文句を言った。

「明美が変な話するから、私、見ちゃったじゃない」

明美 「なんのことよ」

明美はキョトンと首をかしげた

「だから、幽霊の話よ!」

明美 「幽霊?わたし、そんな話してないわよ」

「何言ってるの!ほら、押し入れから白い顔がのぞいてたって…」

明美 「あぁ、あれ?」

明美は笑って、「でも、あれは幽霊の話じゃないわよ」と言った

「え?」

目を丸くする私を見て、明美は頭をかいた。

明美 「あ、そうか。最後まで話してなかったね。えっと…写真を見た友達は、心霊写真じゃないかと思って、霊能者に見てもらうことにしたの」

『これは、心霊写真ではありません』


明美はそこで言葉をきると、私の顔をじっと見つめてから、つけくわえた

明美 「つまり、その白い顔は幽霊じゃなくて、生きてる人間だったって言うこと」

「あ…..」

私はようやく理解した。写真に写った白い顔は幽霊ではなく、生きいる人間が天井裏かどこかからこっそり部屋に入り込んで、

押し入れから外の様子をうかがっているところだったのだ。

ということは、もしかしたら、女子大生もその前の人も、自殺じゃなかったのかも…….。




その日の午後、私が家に帰ると、マンションの前にパトカーが何台も止まっていた。隣の部屋の前に黄色いテープが貼られているのを見てびっくりした。

青い作業着を着た人や、背広姿の男の人たちが、あわただしく出入りしている。

部屋に入ると、旅行から帰ってきたお母さんガ玄関までどびだしてきて、

お母さん 「大変よ!お隣の人が殺されたのよ!」

おかえりも言わずに、そんな事を言い出した

「どういう事?」




お母さんの話によると、隣で一人暮らしをしていた女の人が死体で発見されて、さっき警察の人が事情を聞きに来たそうだ。

お母さん「それが、殺されたのが昨夜の午前3時頃だったんだけど、殺される時に激しく抵抗したらしくて、うちと境の壁に、強く蹴ったような跡がついてたんですって」

話を聞いて、私はゾゾゾッと鳥肌が立った。

壁を叩くよなあの音は、殺された人が必死で壁を蹴っていた音だったのだ。

そうすると、ベランダに浮かんだあの白い顔は、隣の部屋の住人が物音に気づいてないかどうか、犯人が確かめにきた時の顔だったのだろうか。

お母さん「それで、なにか不審な物音に気づきませんでしたかって聞いていたから、私たちは、旅行に言ってたから分からないけど」

お母さん「娘がなにか聞いているかもって答えたら、後で娘さんにお話をうかがってもいいですか?って…」

お母さん「あなた、昨夜、何かおかしな物音に気づかなかった?」

お母さんの言葉を背中で聞きながら、私は、ベランダに足を向けた。目にしたのは一瞬だったけど、あの白い顔は、記憶に焼き付いている。

「あのね、お母さん、わたし、昨夜…..」

お母さんに答えながら、ベランダに出た私は、窓ガラスになんか文字らしきものが書かれているのをみつけて顔を近づけた

それは、ガラスの表面に指で書かれた短い文章だった。


それを読んだ私は、すぐにその文字を手で擦って消すと、激しく波うつ心臓を手で抑えながら部屋の中に戻った。

お母さん「昨夜………どうしたの?」

お母さんが心配そうな顔で聞いてくる。

「ううん。なんでもない!」、

たぶん、いま、私の顔は真っ青になってるだろうと思いながら、私は大きく首を降ると、

「もし警察の人が来たら、私は何も気づかなかったって言っといて!」

そういいのこして、足早に自分の部屋に戻った

ベッドに横になって、頭から毛布を被る。

だけど、そんな事しても、あの文字は頭から消えてくれなかった。

ベランダの窓ガラスには、こう書かれてあったのだ。







『ふりかえらなくて、よかったな』








はい!終わりです!おつかれ!

どうでした?

これはどちらも本当にありそうな話ですよね! 間違ってるところあったら教えてください!

さよなら!

この作品はいかがでしたか?

109

コメント

2

ユーザー

怖過ぎ、:( ; ´꒳` ;):ガタガタガタガタ

ユーザー

こ わ ッ ッ ッ

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚