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「せ、先生っ、前は自分で拭きますから、タオルを貸してくださいっ」

四条がハルの背後から足首の辺りまで水分をふき取った時、ハルは四条にそう訴えるように言った。

「大丈夫だよ。さっきも言ったけど、ハルの歳なんて、先生からしたらまだまだ子どもだし、おっぱいだってまだあんまり膨らんでないだろ? 意識しなくても大丈夫。てかさあ、内腿の辺りの水分が吹き取れないから、ちょっと足開いて、前にある机に手をついてよ。早くっ」

四条はそう言うと、春の腕を持って前にある机に手をつかせ、春の足を左右に少し開かせた。

「ほら、太ももの内側、まだこんなに水分が残ってるじゃないか。」

そう言って四条はタオルでハルの内腿を拭いていった。ハルは、この体勢ならきっと大切なところが見えてしまっていると思い、恥ずかしくてたまらなくなった。四条はしゃがんでハルの内腿を拭いていたから、ハルのおしりのすぐ近くに四条の顔があったのだ。

「ハル、綺麗な割れ目してるね。」

四条のその言葉で、ハルは大切なところを担任の四条に見られてしまったことを悟った。

「せ、先生っ、そんなこと言わないでください。恥ずかしすぎです⋯」

ハルはそう返すしかなかった。

「はい、後ろは全部拭けたよ。じゃあ、次は前な。先生の方、向いて。」

立ち上がった四条は、ハルの肩を持って、グイッと回転させるようにして、ハルを四条と正体させるようにした。

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