TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する


昌  「そう、ですよね…笑 僕なんかいたら邪魔ですよね…泣!」


流  「昌也!」


昌也は泣きながら自分の部屋に戻って行った。それを追いかけて行く流星くん。自分の言ったことはこんなにも重たいものだったこと、分かっていたはずなのに。


丈  「お前、何考えてんねん!なんで昌也のせいになるねん!」


大  「謙杜、ほんとに見損なったわ。最低や。」


和  「今すぐ謝りなさい。」



怒られながら考えていた。守ろうとした結果がこれだったのか、どうしてこうも捨てられた気分になるのか。………あの時、どうしたら良かったのか。



謙  「わかった、もうわかったから……泣!家族を庇ってこんなことになるくらいやったら、………….俺が出てく!泣」


和  「ちょっと待ちや!謙杜!」



引き止めようとする和也くんの声を無視して外に出る。行く場所なんて無いけど、帰れる場所もない。とにかく遠くへ、遠くへ走り続けた。





























ふと立ち止まり、膝から崩れ落ちる。


謙  「俺、みんなのこと大好きやのに……笑」



あの時の俺は、流星くんを守るのに必死やった。流星くんは家族のために自分を犠牲にしてまで頑張ってる。それを否定されたのがどうしても嫌だった。ただ守りたかっただけやった…笑



2日ほどたっただろうか。橋の上で水を見ていた。このまま流れてどこか行けたら、なんて考えながら過ごしていた。


「………謙杜!」



謙  「あれ、なんで?なんでいるの?駿佑。」










息を切らしながら俺の名前を呼ぶ駿佑。俺を探しに来てくれたの?







駿  「なんで、なんでホントのこと言わんかったん…?」


謙  「みんな、俺のとこどうでもいい見たいやったから。」


駿  「そんなわけないやんか。みんな必死になって謙杜探してる。みんな、謙杜の帰りを待ってるんよ。」


謙  「だって、みんな俺のとこ後回しやん…!泣昌也、昌也って俺やって1番下やったのに、!泣」


駿  「それは、謙杜はもうお兄ちゃんになれたってみんな思ったからやで?大きくなった証拠やん。でも、寂しいなら言って欲しい。わからんからな?」


謙  「………ごめんなさい。泣」


駿  「おうち帰ろ。謙杜。みんな待ってんで。」




俺は駿佑に手を引かれ家に帰った。中に入ると、和也くんに強く抱きしめられる。



和  「気づいてあげれんくてごめんなぁ泣謙杜なんも悪なかったのに…。」


大  「誤解してた。ほんまに申し訳なかった泣 流星を守ってくれてありがとう。」


丈  「こんな兄を許してくれ……。」


流  「謙杜、ほんまに申し訳なかった。本当にありがとう。」



謙  「俺も、ごめんなさぁい!泣」




その日からみんな俺も昌也も可愛がってくれるようになった。前の幸せ、戻ってきた。以前より笑顔も増えて、みんな楽しそう。







駿  「やっぱ笑っとった方がかわええわ。」









通りすがりにサラッと言われた言葉。彼におかげで、元通りになれた。あの時探しに来てくれなかったら、そう考えると本当に感謝してる。




この時の俺は少しずつ駿佑に引かれて言っていることに気づいていなかった。















はい!どうでしたか!?ホント更新遅すぎて申し訳ない💦でもね!お休みしてた先々週かな?大会無事新人戦市大会優勝しましたー!MVPまで取れて大満足でした💮これからも投稿頑張りますので!応援よろしくお願いします‼️

コメント、リクエストお待ちしてますー!


この作品はいかがでしたか?

179

コメント

9

ユーザー

大会優勝おめでとぉ!! もぉ恋が始まっておりますな( ≖ᴗ≖​)ニヤッ 構って貰えなくて寂しくてもりゅちぇのこと庇うの優しすぎ…

ユーザー

いやぁ1番に見れましたけどもやっぱり主さんのかく物語天最高ですね…

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚