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私からしたらスイくんはちょっとチャラチャラしているけど男女分け隔てなく優しいし、細かいところをよく見てるなと思う。
例えば私が最初の頃にミスをしてしまって悔しくて人気のない倉庫で泣いていた時だった。
スイくんが倉庫に入ってきた。
スイ:あ、ゆみちゃんここにいたんだ
私:え、ス、スイくん?なんで、、?
スイ:いやぁ、猫の習性で耳が良くてすすり泣きの声が聞こえてきたんだ。もしかしたらと思って入ってみました^^
私:スイくん忙しいんだから、すぐ戻らないと、
スイ:それはゆみちゃんも一緒だろ?
さすがに女の子をここに放って帰るのは性格が悪すぎるからゆみちゃんが落ち着くまで一緒にいるよ
こんな感じで、優しい。チャラチャラしてるくせに、細かい所が見えている。これが女子かしたらかっこよくて仕方がないのだろう。まぁ、スイくんはこんな感じの性格だからモテるのも必然的だ。
と、彼の良いところを思っている内に本人が帰ってきた。
スイ:ただいまー
私:あ、おかえり
スイ:そんなにパソコンと睨めっこしてたら大事な目が悪くなるぞー
と、軽く私を注意しながらスイくんは自分のデスクに戻った。
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事務作業が終わり、朝礼の時間が近づいてきたのでさっそく向かった。
スイくんの他に人気なのは浅間 悠一(あさまゆういち)という先生が人気だ。彼は日本より技術が進歩しているアメリカに派遣され、そこで数々の経験を積んで来たらしい。日本に戻ってきたのはつい2年ちょっと前だった気がする。彼はスイくんと少し違って紳士だ。だが、男女に分け隔てなく優しいのは共通していると思う。
朝礼の時間を確認するのに腕時計を見ていたら、もう1人の同期で看護師のハルが隣にいた。
ハル:おはよ!ゆみ!
私:うわ!びっくりしたぁ〜…。そんなに音を潜めて来ないでよハルゥ〜、、。ほんとにびっくりしたぁ、、。
ハル:へへっごめんねぇ^^
私:ごめんって思ってない顔だけどー?
ハル:ほんとに思ってるってばー
ハルはにししと笑っていた。
いつの間にか朝礼の時間になり、全員が集まっていた。そこにはスイくんも浅間先生もいた。
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朝礼が終わり、私はまだ研修生の身なので、先輩の手伝いに向かった。
私の先輩は都田 夏子先輩だ。都田 夏子こと、なっちゃん先輩は実は私が大学時代に所属していたバスケ部の先輩だ。ここの配属が決まった時になっちゃん先輩がいたことは知らなかったから、とても驚きだった。だが、知り合いの人が同じ職場にいることはとても安心できる。
夏子:あ、ゆみちゃんおはよー。
私:なっ、違う(小声)都田先生おはようございます
夏子:もうゆみちゃんたらぁ。2人でいる時は大学時代みたいになっちゃんって呼んでって言ったでしょー?
私:今は勤務時間なので、気は緩めたらダメだと思って、、
夏子:そんなに気を張らなくてもいいのにぃ
まぁ、ゆみちゃんが心がけてることに無理やりにやめろって言えないから慣れてきたらなっちゃんって呼んでね♡
私:はい、心がけますね
大学時代から私のことを気にかけてくれていたから、今でもその大学時代 の時のように話しかけてくれることはとても嬉しい。
今日は主に先輩の診察の手伝いだったので、定時の時間に帰れる。定時の時間に帰れることは私としてもとても嬉しいし、何より余暇の時間ができて楽しい。
私:お疲れ様でしたー
と、言ったらみんながお疲れ様ーって言ってくれる。今日の1日の仕事がちゃんと終わったと思えるからオンオフの締めができる。
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浅間 悠一:人間 年齢:30
特徴:若くして敏腕医者と名を馳せている
ハル:獣人の看護師、ゆみと同期
ゴールデンレトリバーと人間の獣人
ゆみを驚かすことが楽しい。あとボケたらゆみがつっこんでくれるから会話が楽しい。
都田 夏子:人間 年齢:28
最近美味しいコーヒーを見つけたから、ゆみにあげたいと思っている。あとなっちゃんって呼んで欲しい。切実に