「ええ。普段から避難訓練はしていたんですけど、
後から学校がロボットになったって聞いて、驚きました!」
朝のY学園。
Yタイムズ報道部の生徒は巨大ロボガッコウガーYの事について取材していた
「校舎に特別な仕組みがあるって説明を受けましたけど、それがまさかロボだったとは…」
そう答える生徒の後ろにジンペイが通りかかる
ジンペイはカメラに気付くと、此方に向かって手を振った
「あれ、ガッコウガーって言うんですか?
すぐにシェルターに入らないといけなくてあんまり見られなかったんですけど、格好よかったです!」
その後ろでは髭を鼻の下に付けたジンペイとコマがふざけ合ってる←
それを見たアゲハは大慌てで2人の首根っこを引っ掴み、画面外に引きずり出した
アゲハ「何やってるの!!取材の迷惑でしょ!?」
「「ご…ごめんなさい……
(アゲハ(ちゃん)に構って欲しかったからなんて口が裂けても言えない)」」←
そして4人目の生徒に取材する
男の子は画面の目の前に立つ
?「ガッコウガーを操縦したのが、生徒の誰かだったって噂を聞きましたけど…」
?「スーパー納得いかないですよ!!!」
男の子は閉じていた目をカッ!!と見開くと、カメラをむんずと掴む
?「だって俺、巨大ロボ研究クラブの部長なんですよ!!
ガッコウガー操縦するなら俺でしょ!?
ねえどう思います!?ねえ!!」
カメラマン(ヌキオ)は男の子の圧に勢いよくぶっ倒れ、急いでカメラの電源を切った
___のを、パソコンで見終えたネナは編集長の椅子に座ってるヌキオに話しかける
ネナ「これ…メテオ騒動の時に現れたっていうロボットに関するインタビューですよね?
何で今更こんなものを?」
ヌキオ「こんなものをって言い方は無いだろう!撮影したのは、編集長の僕だよ!?」
ネナ「今の編集長、私ですけど」
ネナはジト目で自分を指さしてるヌキオを見やる
ヌキオ「えぇ??」
ネナ「もう燃え尽きたって言って、私に譲ってくれましたよねっ?」
ネナは真ッッッ白になってスポットライトに照らされている
ヌキオの写ったタブレットをヌキオにズイィィッと近づけた
ヌキオ「うぇぇっでっととと……(?)そうだったかなぁ~っ?
…まあそれはそれとして(?)今1番アツいのはガッコウガーの方だし;」
ヌキオは動揺しまくってタブレットをグイッと押し退けて誤魔化す
ネナ「そんなのより、もっと事件性のあるものはないんですか?」
ヌキオ「事件性…?うぅ~ん、学園内で多発する『地盤沈下事件』とか……」
ネナ「地盤沈下事件!?///」
ヌキオ「んぁ!?」←
ネナは瞳を輝かせてヌキオに詰め寄る
ネナ「そっちの方が調べたいですっ!///」
ヌキオ「地味っ地味っ!地盤沈下なんて地味っ!」
ネナは輝かせていた目を半目にさせる
ヌキオ「ロボットの方が価値あるってぇ!」
ネナ「編集長は私ですよ!」
ヌキオ「えぇぇ…」
ヌキオは納得いかなそうに顔を歪めた
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