場面は切り替わり、ここはYSPクラブの部室
アゲハ「ガッコウガーY、直ったんですか?」
アゲハは部室に訪れてきたえんら先生に再度尋ねた
メラ「あのロボットの事か。修理大分掛ったな」
フブキ「それでも早かった方でしょ。
『巨大メテオ』を破壊して、『怪獣』とも戦って、相当ダメージを受けたんだから」
そう、ガッコウガーYは巨大な隕石を体を張って破壊した後、
隕石の怪獣『メテオゴン』をも続けざまに倒したのだ
それでもう直ったのだから、フブキの言う通り、かなり早かっただろう
えんら「それで、学園長が近々試験運転をするから、またアゲハちゃん達に操縦をお願いしたいって」
マタロウは嬉しそうに頬を染め、ジンペイは拳を握りしめる
ジンペイ「マジっすか!」
マタロウ「巨大ロボ ガッコウガーYのパイロット、再び……」
ジンペイ/マタロウ「「キタ―――!!」」
2人は両腕を真上に突き出して喜んだ
フブキ「あの時はメテオ怪獣相手で余裕なかったから、次は色々試したいと思ってたんです!」
フブキは機械道具をガチャガチャと振りながらその瞳をキラキラキラァと輝かせる
狂気を感じるのは私だけか(((
えんら「詳しい事は、学園長から直接話したいそうよ」
ジンペイ「よっしゃあ!」
ジンペイ「今日もがっつり乗りこなしてやるぜ!
ガッツリガー……ワーイ!!」
アゲハ/コマ「「ガッコウガーYね;」」
2人は呆れ気味に突っ込んだ
アゲハ達6人は学園長室前に辿り着いた
アゲハはコンコンと両開きの扉をノックする
扉はすぐに開き、何やら緊張した顔の学園長が顔を覗かせた
キンヤ「来たか」
やけに小声で喋る学園長。
キンヤ「誰にも見られて……ないな」
学園長は執念深く辺りを見回すと、6人を中に招き入れた
コマ「何でそんなにコソコソしてるんですか?」
コマが学園長に尋ねる
キンヤ「ガッコウガーYは、学園の『最重要機密』だからな」
フブキ「そこまで機密間ないような…」
アゲハとコマも半目になり、フブキの言葉に頷いた
ジンペイ「そんなことより、早く乗りたいぜ!ノリタイナーYに!」
すると、こちらにぐおぉぉッと詰め寄ってくる学園長
キンヤ「ノリタイナーYではない!!
Y学園の隠し機能・秘密兵器・奥の手……超校合体 ガッコウガーYだっ!!」
学園長は激しく身振り手振りを繰り返し、最後にYのポーズをキメる
マタロウ「かっこいい~!」←!?
マタロウも胸の前で手を組んで歓喜する
アゲハ「学園長の声が1番大きいですよ…」
アゲハが呆れ気味でそうぼやいてる学園長室の前に、誰かがスッと立ちはだかった
ジンペイ「ちゃんと操縦出来るかな?デキルカナーY!」
先程の下らないボケをコマと共に披露する
学園長は目をギラッと赤く光らせて再び此方に詰め寄ってくる
キンヤ「デキルカナーYではないッ!!Y学園の隠し機能……」
アゲハ「学園長!1回1回言わなくでいいです;」
アゲハは拳法の構えで突っ込んだ
キンヤ「ん?……オッホン。
試験運転は、校舎に誰もいない夜明け前……明日の朝5時に決行する」
「「「「「「はい!!」」」」」」
アゲハ達は威勢よく返事した
?「どうして、あいつらが操縦士なんだ……!」
男の子は学園長室の扉に突いてる手をギリィ、と悔しそうに握り締めた
コメント
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私妖怪学園yの物語苺のプリンスの声優で知ったから物語あんまり知らないけど、チアキはでるの?(推し)続き待ってます!!