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(そっから憂にあったんだよねぇ〜)
私は隣を歩く憂をチラッと見る。今では初めて会った時のイメージはさらっさらないが,やっぱり整った顔立ちをしていた。
なんでこんなヤツが1人であんなとこいたの?しかもあんな真っ暗のなか。
疑問は深まってくばっかり。憂に聞こうと思ってもさっきの恐怖がループするだけなので妄想するだけにする。
ん〜いくら不登校だからってこんな人当たり良さそうなやつがいじめ受けてるわけもないだろうし…友達との喧嘩?でも傷跡っぽいのはないし…家庭崩壊?まっさかぁそれなら警察に届け出ててもおかしくないもんね…ん〜?
とまぁやばい妄想を脳内シュミレーションしていると
「花…萩花!!」
憂が声をかけてきてるのにまた気づかなかった。やっべまたやらかしちゃった
「お前…なんかすげぇ無表情だったけどどした?体調悪い?」
「んーん,考え事してただけ〜」
「……そか,なんかあるんだったら俺に言えよ?話くらいは聞いてやるから。」
「え…あ,うん。ありがと」
くっそこの無自覚イケメンが!!精神的にきつい時にそんな優しい言葉かけんじゃない!危なかった…ほんっとに宜しくない。でも,心が暖かくなって,なんだか顔が熱い気がした。
あ〜あ
こんな日が毎日続いていけばいいのにね