暗闇の中に沈む
どこまでも孤独で果てがない。
吸い込まれたら一溜りもない。
…そこに独りで浮かんでる。
この暗闇はきっと私のプライドの象徴。
そこに吸い込み、そのモノまで孤独にしてしまいたくなる。
独りなんて嫌だから。
みんな一人ぼっちになってしまえばいいって思ってるから。
ここに取り込まれた人はみんな云うの。
「寂しい」
ってね。
人間は1人では生きていけないって云うでしょ。
だからこの空間で人は生きていけない。
みんな胸が痛くなっちゃうの。
でも、
でも私はその何倍も痛い。
人の孤独が痛い。
自分の孤独は痛くないのに。
みんな孤独になっちゃえばいいって思うくせに。
痛くて痛くて動けなくなる。
そんな空間を持っている私は、一体何者なのだろう?
モノを孤独に突き落とし、自分を孤独で痛めつける力を持っている自分は、 一体何がしたいんだろう?
ずっと考えてきたこと。
あぁ、一体自分の中には何が入っているのだろう。
自分を二つに割ったら何が出てくるのだろう。
果てしない暗闇には何も無い。
何を飲み込んでも埋められない。
きっとずっと孤独だと思ってた、私の昔話_
コメント
1件
めっちゃいいやんね