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キーンコーンカーンコーン 。
僕はあのままギリギリで間に合い、席に座ると同時にチャイムが鳴った。
「 起立!礼!着席! 」
【 はい、では今日の授業中は〜 】
「 … 」
カキカキ 。
緑色の黒板に白い線がカッカッカ…と大きな音をたてながら引かれ、僕はその文字をノートに写す。
書いてから後々見返せば何となく内容は分かるし、
それよりもこのモヤゞを解消したくて堪らなかった。あの人の既視感、…生徒会長と言っても僕はつい最近まで中等部で、中等部と高等部で生徒会は別れてるから接点はないはず…多分、
…じゃあ何で既視感があるんだ、?
気付けばノートには黒板の板書では無く、今の考え事のメモを乱雑にしていた。
高等部生徒会長…、
つい最近まで僕は中等部…、
↓
接点は滅多にないはず。
ギリギリ思い出せないぐらいの既視感…、
年齢差もあって接点は全く無かったはず…、
↓
何故既視感がある?
「 …、 」
最後の1文字を書き終えると共にシャーペンの芯がポキッと軽い音を立てて折れる。
……メモしたは良いけど、幾ら読み返しても、
どれ程考えても全く分からない、
そういや名前を聞くの忘れてたな…、
頭の中にある記憶の中をどれ程巡らせても、
後一歩の所で思い出せない、誰だっけ…
僕は諦めて、メモを消そうと消しゴムを手に取るが、消す直前で動きを止めた。
「 … 」
そっとシャーペンを持ち直して、カチゞと音を立てて芯を先端から出し、ノートに再度メモを増やした。
副会長になれば接点が増えて何か分かるかも知れない。
…態々このモヤモヤを消す為だけに副会長になる何て馬鹿らしいが、…どうせ人数合わせで入れられる羽目になるのだからどうせなら自分から入る方が確実だし、すんなり決まるだろう。
そう結論付けて消しゴムを手に持ち、メモを消した。既に頭の中にはメモを記憶しており、消してもあまり問題は無かった。
……ぁやばっ、めっちゃ進んでるじゃん、早く板書しないと、
既に授業中は終盤に近付いており、急いで板書を再開した。_
らふまに
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コメント
2件
ほんと話の構成大好きです🫶💘 自ら接点を探しに行くところ好きすぎます‼️
うわあ、主人公の“モヤモヤ”がすごく伝わってきたよ…! 生徒会長に感じる既視感、なのに接点がないって矛盾が気になって仕方ない感じ、すごく共感できる。 「副会長になれば何か分かるかも」って、自分から動き出す決断も好きだなあ。 この先、どうなるんだろ…続きが気になる!🌙