BEASTの世界に本編敦が行く話
【BEAST版とは、敦と芥川の立場が逆になったらみたいなのです!】
それではどうぞ〜
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冷たい風が僕を通り抜ける
辺りは暗い
敦 「ここは、、」
見覚えのある川が、月明かりに照らされている
ここは、僕が初めて太宰さんとあった場所だ
敦 「なんでこんなところに?」
ここまで来た記憶が無い
僕は必死に思い出そうとするが、覚えているのは、探偵社を出て帰ろうとする所までだ
そこで、異能にかけられたのだろうか、、
何度考えても、分からない
僕は、探偵社の寮まで帰ることにした
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違和感がある
今朝まであった店が無かったり、増えていたり、
それに、何か 怪しい雰囲気の人が多い
修羅場を何度もくぐっているような、、ポートマフィアの人の雰囲気に似ている
((嫌な予感がする
僕は、少し小走りで走る
タッタッタ という足音が暗い町に響く
探偵社の皆は無事だろうか、、
異能にかかったのは、僕だけだろうか、、
僕は、曲がり角を曲がり、いつもの商店街まで入る
誰かいる、、
暗いから、誰かは分からないが、、、
関わったら不味そうだ、、、僕はもう一度来た道を戻ろうとする
すると、、
「何やってる 敦!」
という、声が 後ろから聞こえた
僕は、戻りかけていた、身体を前にもどし、その人影を見る
ゆっくりと近ずいてくる人影は、だんだん月明かりで、姿が見えてくる
この人は、、
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僕は、身体を強ばらせる
徐々に近ずいてくるその人は、ポートマフィアの、、重力使い
中原中也だった
僕は、なぜ呼び止められたのか、困惑する
まさか、戦いに来たのか、、
もしかしたら、ポートマフィアが探偵社に攻撃を行っているのでは、、と悪い想像が膨らむ
そんな、僕を気にもせず、彼の足音は近ずいて、僕の1歩手前で止まった
中也 「手前、どこに行ってやがった、、お陰で、俺までかり出されたじゃねぇか、」
、、、どういう事だ?
全くもって身に覚えのない事に更に、頭を悩ませる
僕のせいで中也さんが、かり出された?
何故? 僕とこの人は、敵同士の関係だ
冷や汗が流れる
この嫌な予感に、違和感 言われてみれば、何かおかしいような、、
僕は、不安を拭おうと 中也さんに聞く
敦 「あの、、僕、探偵社の人間ですよね?」
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僕の声は、空を通り抜ける
少しの間の後、本当に分からないような顔で 中也さんが言う
中也 「何言ってんだ?お前は、ポートマフィアの幹部だろ、」
、、、
やっぱり、何か 異能の影響を受けているんだ、
認識操作とか、相反認識 とか、そういう
僕の思考は、目の前の状況を置いて 進む
だが、それを許さない人が一人
中也 「手前、何か変なものでも食ったか?」
僕は、慌てて否定する
何か良い言い訳は、、
敦 「えっと、寝ぼけてて?」
中也 「なんで疑問形なんだよ。」
敦 「えっと、えっと、、、ごめんなさい 僕急いでるので、、」
中也 「待て! てめぇ、、さっきから何か様子が変じゃねぇか?」
中也 「それに、さっきから思ってたが、その服!」
中也 「何時もの服は何処にやった?」
敦 「、、、」
夢にしては、リアル
異能にしても こんな凝った認識阻害があるものだろうか、、
僕は、中也さんに掴まれた腕を見ながら、思考を進める
徐々に強くなっていく、腕の力は、僕の骨を歪めるほどだ、、
中也 「手前、、もしかしてt.、、」
プルルル プルルル
電話がなる
僕のでは無い
強く握られた手が僕から離れ、ポケットへと向かう
僕は、ホッと息をつくが、それもつかの間、
僕の目に入ったのは、【中島敦からの着信】
正真正銘 僕からの電話だった
、
コメント
5件
1話読んだだけでこの満足感… 好き(
え、?ヤバすぎ、神作、。 本編敦君がbeastに行く世界線ほんまに好きなんやけど、!