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俺は落ち着いて周りの班を見てみると3つ班は残っていた人数は6人、3人だった。そしてここは残り時間5人。
1ターン目 残り9ターン
俺は落ち着いてサイコロを振った。出た数字は3だ。
「えーっと2マス進め!よし!順調に行くぞ!次はお前だ橋本。ごめんな。さっきは強く言いすぎた」
「ああ。俺もだ、すまない。高橋」
そうして会話をした後に橋本はサイコロを振った。結果は何も起こらなかった。何も書いてないマスに止まったのだ。そしてつぎは他の生徒の番。そいつは残念ながら6を引いてしまった6のところは『 2連続で同じ数字を出さないと死』だった。そうしてそいつがサイコロを振った。一回目は4。そして緊張の2回目。2回目は5だった。
「ああ。俺死ぬんだ。親に迷惑ばっかりかけたのに、何も出来ずn」
そう言いかけているうちにそいつの顔の周りに水の球体が出てきて、そいつの顔を閉じ込めた。
「ガバッ。ゴボゴボ」
と苦しそうな声を上げている。予想通り『 水のエリア』は溺死だった。しかしそいつの顔の辺りにあった水の球体は離れ、死ぬ直前で離れた。そうしてそいつが息をした途端もう一度球体が顔を包み込んだ。その光景はまるで拷問だった。そう、これはエリアは難易度だけでなく死に方も残酷になっていくのだ。そいつは何度も繰り返され、死んでしまった。
そうして次々とサイコロを引き、1ターン目が終了した。しかし俺たちの心の中にはあの死に方が残っていた。
2ターン目 残り8ターン
「よしいくぞ!6だ!6!おい、まじかよ『 喋ったら死』だ。」
俺はそういい口を閉じた。
「任せとけお前の代わりは俺がする」
と橋本が自信満々に言った。そうして橋下はサイコロを振った。出た目は2だ。書いてある言葉は『 コマ移動』だ。
意味が分からなく呆然としていると突然俺らの班全員が雪山に送られた。
そう、この『 コマ移動』とは俺らが遊んでいたマップ『 氷のエリア』に移動したのだ。そこは極寒の寒さで、指先が痛くなった。
そうここで困ったのは俺が引いた『 喋ったら死』だ。上から見ていた時は気づかなかったが、かなり入り組んでいた。中には崖があったり雪崩が起きていた。声が出せないとなると近くになにか問題があっても伝えられないと、言うことだ。
それが分かったのか橋本が近づいてきて
「何か問題があれば俺の肩を叩いて指をさせ。」
と言ってくれた。有難かった。
そうして何ターンかが過ぎた。しかしそのうちに1人が雪崩に巻き込まれて死んでしまった。
マス以外にも自然にも殺される。と言う恐怖が俺たちを襲った