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第3話「限界」翌朝。
鏡の前に立った菅原は、自分に向かって笑顔を作った。
「よし、大丈夫。」
そう言い聞かせて学校へ向かった。
教室では、いつものように挨拶をする。
「おはよう!」
しかし、返事はほとんど返ってこなかった。
昼休み。
菅原が一人で廊下を歩いていると、後ろから男子たちの声が聞こえた。
「またいい人ぶってる。」
「ほんと、見てるとイライラする。」
菅原は聞こえないふりをして歩き続けた。
「気にしない、気にしない……。」
そう何度も心の中で繰り返す。
放課後。
体育館ではいつも通り練習が始まる。
日向や影山は夢中でボールを追っている。
けれど、大地はふと菅原の様子に気づいた。
「……スガ?」
「え?あ、大丈夫だよ!」
笑顔で答える菅原。
でも、その笑顔はどこかぎこちなかった。
練習中も何度かぼんやりしてしまい、珍しくトスが乱れる。
「スガさん、今日は疲れてます?」
日向が心配そうに聞く。
「昨日ちょっと寝不足でさ!」
そう言って笑うが、誰も完全には信じられなかった。
その夜。
家に帰った菅原は熱を出してしまう。
翌日、学校を休むことになった。
「スガさんが休み?」
日向は驚いた。
「スガが休むなんて珍しいな……。」
大地も心配そうにつぶやく。
旭は静かに言った。
「最近、何か隠してる気がする。」
誰もまだ真実は知らない。
だけど、大切な仲間が苦しんでいることだけは、みんな感じ始めていた。
第4話へ続く。
ハイキューらぶ💞
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コメント
1件
あーもう、菅原の「大丈夫」が痛すぎるわ……。俺の作品じゃないけど、この「限界」ってタイトルがズシリとくるね。大地が異変に気づいたとことか、旭が「隠してる」って言い出したの、バトルものじゃなくてもグッと来るわ。続きめちゃくちゃ気になる🔥