???「…ぱい!ぺ…ぱい!」
ぺいん「う…痛ってぇ…」
???「あ!目が覚めた!先生目覚ましましたよ!」
???「そうか、良かった…風…心配したぞ…」
ぺいん「さぶ郎…?それにましろ先生も…」
「てことはここは病院か…」
ましろ「お前がロビーで血を出していたところをさぶ郎が発見したんだ。」
「もう少し遅かったら後遺症物…最悪死に至っていたぞ…」
さぶ郎「ほんとに死ななくてよかったよォ;;」
ぺいん「さぶ郎が助けてくれたのか…ありがとな…」
さぶ郎「うん…!ほんと良かった…!」
らだお「ぺいん!刺されたって聞いたけど、大丈夫か!!」
ぺいん「あぁ、余裕だよ…!」
らだお「心配かけるなよバカヤロぉ!」
その後多くの警察達が事件を無視し病院へ駆け込んだ。さらにその噂を聞いた白市民、犯罪をしようとしていたギャングもぺいんと交流が深い者は次々と集まっていた。ぺいんはこんなに人が集まるとは思っていなかったが周りの人達は納得していた。なぜなら伊藤ぺいんは様々な人と交流し、絆を深め、助け合ってきた。そんなこの街で愛されている彼が怪我をしただけならまだしも、命を落としかねない重症を負っていたのだから。
ぺいん(不謹慎かもしれないけど、ちょっと刺されてよかったかもな…僕愛されてるんだって少し思えた…!)
ミンドリー「ぺいんくん、傷が治りきってない所悪いけど。動けるようになったら本署にきて、何があったか話してくれる?」
ぺいん「分かった…ただ…もう少し待ってくれ…」
「俺も正直頭が混乱してるんだ…少し時間が欲しい…」
ミンドリー「それはもちろん。怪我が治るまではなるべく安静だからね。」
ぺいん「ありがとうミンドリー。」
ミンドリー「ううん。起きて早々きついこと言ってごめんね。本署で待ってるから。」
らだお「あんな感じだけど、ミンドリーなんかユニオン抜けてここに来たんだからな(ボソッ)」
ぺいん「やっぱり優しいなドリーは。」
「みんなもありがとう。もう戻って大丈夫だよ。みんなのおかげで元気になれたから。」
そして集まった人達は戻って行った
ぺいん(はぁ…あれは…本物だったよな…声も…顔も…全部108番のままだった。敵になるって…やっぱり最近噂の犯罪者ってあいつの事なのかな…俺を…世界を恨んでるって…俺を狙う理由は恐らくあの時黙って置いていったからだろうけど…あの後何があったら世界まで恨むようになるんだ…?)
「確かめなきゃ…これ以上あいつが罪を増やさないように。警察として街のみんなの為にも…そして…友達として…あいつの為にも…」
「すぅ〜はぁ〜」
よし、覚悟は出来た。やる気は十分だ!
気合い入れていくぞ!
ましろ「風。病院では静かにしてくれ。怪我も治ってないんだから響くぞ?」
ぺいん「ハイ、スマセン」
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